【行ってみた】熊本・阿蘇の「聖域」をe-BIKEで走れるツアー

取材・文・撮影/浅倉潤一

初出『Tarzan』No.805・2021年2月25日発売

普通の自転車には戻れない!

世界最大級のカルデラが広がる熊本・阿蘇。グルメや温泉、アクティビティが点在しているこの場所は、実は数年前から「サイクリストの聖地」と呼ばれているのをご存じか?

今回そんな素晴らしい大自然をパナソニックの“e-BIKE”で走れるツアーがあると聞きつけ、編集部の新人アサクラが現地に急行!

熊本・阿蘇の大自然をe-BIKEで走れるらしい
地元の人々が長きにわたり保護してきた天然の草原。自然の音以外には何も聞こえずとても静か。まるでパワースポットのようだった。

参加したのは地元の農業者団体と〈道の駅 阿蘇〉が観光ガイドと連携して運営する『草原ライド』。

会場となる草原はふだん許可がないと立ち入ることすらできない、いわば聖域。〈道の駅 阿蘇〉のHPから申し込みできるツアーに参加することで、特別にガイドの方と入ることが許されるのだ。

XM-D2 V
今回のツアーでは普段レンタルしている《XM1》のハイエンドモデル《XM-D2 V》を試乗することができた! 70万円の高級車両に跨るのは少し緊張したが、乗ればわかるその素晴らしさ。ケタ違いの馬力で、徒歩でも辛そうな坂道も軽々クリア。また欲しいものが増えました。

草原は見た目以上にアップダウンがあるので不安になりそうだが心配はご無用。

電動アシスト機能が搭載されたe-BIKEならオフロードだろうとお構いなし。きつい斜面も立ち漕ぎせずに楽々進めるので、どこまでも行けそうな気分に。筋負担は少なく適度に心拍数を保てるので、健康増進にも良さそうだ。

そして何より目の前に広がる大絶景。秋は黄金色に輝き、冬には一面の雪景色へと姿を変え、四季折々の阿蘇の景観を楽しむことができる。ツアーにはいろんなプランがあるのでチェックしてみよう。