骨盤まわりを多方向からマッサージ。《コードレス 骨盤おしりリフレ》が気持ちいい

取材・文/黒田創 イラストレーション/羽鳥好美

初出『Tarzan』No.800・2020年11月26日発売

ただでさえデスクワークなのに、昨今の在宅勤務で一日中座りっぱなしの皆さん、腰の状態はいかがだろうか。筆者もそうだけど、夕方あたりになると腰~尻への負担が結構ヤバくないだろうか。

以前ならマッサージに直行だった人もこのご時世、二の足を踏む。マッサージチェアもちょっと高い。そこで使ってみたのがパナソニックの《エアーマッサージャー コードレス 骨盤おしりリフレ》。エアバッグを内蔵したマッサージャーで、腰に巻き付けてスイッチオンすれば、骨盤まわりの筋肉をあらゆる方向からマッサージしてくれる。

自由な姿勢で使い倒せる。

まず優れている点はコードレスで使えること。その電源は単3電池4本(別売り・充電式ニッケル水素電池推奨)だけ。だから寝転びながらでも、立ちながらでも、ソファでくつろぎながらでもOK。デスクワーク中に装着しても無理なく椅子に座れて、尻の下側や太腿をマッサージできる。ACアダプター付きなので有線での使用も可能だ。

パナソニック《エアーマッサージャー コードレス 骨盤おしりリフレ EW-RA79》
パナソニック《エアーマッサージャー コードレス 骨盤おしりリフレ EW-RA79》オープン価格(実勢価格25,000円前後。※編集部調べ)。医療機器認証番号:301AKBZX00007000。カラーはブラックとピンクの2色。本体質量900g。付属品はACアダプターおよびほぐしパッド。コードレスでの使用時は単3電池4本を使用(別売り)。パナソニック

実際に使ってみた。コースは骨盤およびお尻用の「しめつけ/もみほぐし/ひきあげ」と太腿用の「つぶしもみ」。パンパンに張った腰と尻をいち早く楽にしたい筆者は迷わずもみほぐしを選択。強度は「強」に。

ベルトをカラダに巻いてスタート。骨盤まわりに立体的に配置された14個ものエアバッグがところどころボワッと膨らみ、小刻みに各部位を揉みほぐす。これホントに空気圧?ってくらい心地よい刺激に身を任せていたら、あっという間に10分経って終了した。しっかりホールドされているので途中でズレる心配もない。

ストレッチが面倒なときにも。

続けて付属のほぐしパッドを使ってみる。ベルトとカラダの間に2本差し込むのだが、効きが一気にハードになり、よりピンポイントで筋肉にアプローチ。強いマッサージ効果が好みの人にオススメしたい。

人のマッサージ動作を追求したというパナソニック独自のエアバッグ技術。もちろん運動後の筋肉をほぐすのに有効だが、筆者の場合、ランニングの前に使い筋肉の柔軟性を高めてからカラダを動かすと普段より動きが軽い気がした。また、疲れてカラダがバッキバキ、ストレッチしたいけど面倒…ってときにこれでマッサージすると、ほんの少しストレッチしたような感覚を得られる。

ますます寒くなるこの時期、とりあえず一日の終わりに10分間やってスッキリさせておけば疲れは取れるし、スポーツもよりアクティブになること間違いなし!