人気の4メーカーから紹介！“松・竹・梅” 価格帯別マッサージチェア3選

① パナソニック

クオリティに妥協なし！ 家電女優も絶賛する名品。

財布のヒモが固い昨今、スペックが価格に見合うことがマッサージチェア購入の絶対条件。そこで家電アドバイザーの資格を持つ“家電女優”の奈津子さんと一緒に〈パナソニック〉でヒット機種を試用してみることに。

「長年の商品開発を重ね、個々に寄り添う緻密な揉み心地が当社の強み。それが最も反映される松クラスが一番人気です」（ヘルスケア・アクア商品企画担当の岡澤貴子さん）

今回は松・梅クラスを体験。まずは梅の《EP-MP65-EC》から。

「背カバーを外すと外観に加えて揉み心地も変わります」（岡澤さん）

背カバーを付けてスイッチオン。

「繊細な動き…これ、本当に梅クラスですか？（笑）」（奈津子さん）

次に背カバーを取って再トライ。

「ぐいぐい来る!!　座業で最近凝ってる肩甲骨まわりが特に気持ちいい。背カバー、便利だな。洗えるから清潔に保てますしね！」（奈津子さん）

さて、お次は〈パナソニック〉最高峰の《EP-MA101》を。

「風貌がリッチ！　ファーストクラス感すらある（笑）」（奈津子さん）

「フラットに近い状態までリクライニングして使えます。では首から足裏まで全身充実の自動コースを…」（岡澤さん）

いざ夢の世界へフライアウェイ!!

「はあぁ〜♡　揉み玉の動きが複雑で3か所同時に揉まれてます。中にマッサージ師のおじさんが3人いるみたい。高額ですが、おじさん3人分と思うと…。コレを一度知っちゃうと戻れないかも」（奈津子さん）

パナソニックの“竹クラス”はこちら！

松竹梅で多彩なマッサージチェア。疲労感に寄り添ってくれる揉みの匠おじさんに出合えますように。

② フジ医療器

老舗の技術力×AIによる圧巻の揉み技。

創業1954年当初から数々のマッサージチェアを手がけてきた〈フジ医療器〉。

「2001年以後はデジタルを駆使して人の手に近づけるべく開発してきましたが、昨今の松クラスには人の手を超えた価値も付与してます」

と、マッサージソムリエの中井唯仁さん。《AS-2000》はウレタン素材使用の揉み玉で人の指に近い弾力性を備えつつ、AIやエアバッグを応用した精密かつ多彩な動作で、人の手では到達し得ない快適性を実現。

「竹クラスはユニークな機能を搭載する機種が多数。《AS-880》は“肩コース”“強く”など発語するとそれに応じたプログラムを体感できます。梅の《AS-695》も小型ながらフルスペックで1台目に最適」

③ ファミリーイナダ

家族で取り合い必至。ネットに繫げば心地よさ無限大！

幅広い世代に愛されるマッサージチェア開発に注力する〈ファミリーイナダ〉。

人気機種《ルピナスロボ》は、なんと『ガンダム』とのコラボも実現!!

「ご家族3世代に使っていただきたいです。この機種にはネットに接続すれば半年に2コースほど、最新プログラムを配信。当社の血圧計や体組成計と連携させると自分の体型・体調に合ったマッサージを体感できて、健康管理ツールにも役立つはずです」（営業本部の幅数馬さん）

竹・梅クラスにも若年層に“刺さる”機能やデザインの機種が揃う。

「高機能＆低価格を両立した《ルピナスライト》は月額払いでOK。新発売のマッサージチェア《ヴィータ》なら設置場所にも悩みません！」

④ THRIVE大東電機工業

ミニマムながらじっくりほぐせるコスパ◎な逸品。

安価ながら実力派のマッサージチェアが豊富に揃う〈THRIVE大東電機工業〉。

「製造から販売まで自社で全て行い、お手頃価格を実現しています」と、営業部の曽根尚弥さん。昨今の売れ筋は設置しやすいデザイン性とコンパクトさを兼ね備えた機種。

「梅の《CHD-3500》は幅約65cm、奥行き約97cmとコンパクトで、組み立ての簡易さや軽量性もポイントです。竹の《CHD-9200》も小型ながらマッサージ機能も充実しており、当社で今一番人気の機種です」

松クラス《CHD-9009-S》は通販専用。外出を控えている人にも最適。

「座面を連動させた複合的なマッサージが特徴的です。揉み玉の出具合までも自分好みに調節できます」

取材・文／門上奈央　撮影／大内香織

初出『Tarzan』No.797・2020年10月8日発売

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