「脂身の多い和牛より、鶏胸肉やラムを選ぶ」たけだバーベキュー｜外ごはんでダイエット！

料理無精でも作れるヘルシー外ごはん2品。

15年前にキャンプにハマってからBBQが日常になった、たけだバーベキューさん。ヘルシーに仕上げる秘訣は食材選びにあるそう。

「アウトドア料理は肉が多くなりがちですが、脂身の多い和牛などより、鶏胸肉やラム、赤身肉を選びます。火が通りやすくて彩りもいい緑黄色野菜をたっぷり使うのもポイント。旬の野菜を選べば栄養価も高いです」

糖質も控えめでダイエッター向き。BBQのアイデアを応用したレシピは工程のシンプルさも魅力。

「僕もキャンプを始めた頃は包丁を握ったこともなくて（笑）。でも今回の料理は簡単。それに外で食えばたいていウマくなります」

関連記事この野菜を、こう食べろ！ タンパク質にプラスして美しいカラダ

1. レモンペッパーチキン

材料

• 鶏胸肉…1枚
• レモン…1/2個
• 塩…適量
• コンソメ（顆粒）　小さじ1
• 黒胡椒…適量
• ローズマリー…1本
• オリーブオイル…小さじ2

作り方

1. 鶏胸肉は一口大に、レモンは輪切りにする。
2. 長めに出したアルミホイルに、鶏胸肉とレモンが交互になるように置く。塩、コンソメ、黒胡椒、オリーブオイルをかけてローズマリーを乗せる。
3. アルミホイルを半分にたたんでから、四辺の縁をしっかり折る。トースターなどで焼き目がつくまで加熱する。

1/20

並べるのは丁寧に、調味料の分量は自分好みでOK。

アルミホイル使用のチキンを作る時は水分が漏れないよう、四辺を焼き面に対して上側に3回以上折る（上の完成写真参照）。

2. ラムチョップのサルサソース和え

材料

• ラムチョップ…4切れ
• トマト…1個
• 玉ネギ…1/2個
• ピーマン…2個
• 塩・黒胡椒…各適量
• ハーブソルト（塩胡椒でも可）…適量
• 白ワインビネガー・オリーブオイル…各大さじ2

作り方

1. サルサソースを作る。トマト、玉ネギ、ピーマンをみじん切りしてボウルに入れる。塩、黒胡椒、白ワインビネガーと合わせて混ぜる。
2. ラムチョップにハーブソルトで下味をつけ、オリーブオイルをひいたフライパンで両面を焼く。
3. 皿に盛り、上からサルサソースをかける。

外ごはんを楽しむべく多機能グッズを活用。

オンオフ問わずBBQを楽しむたけだバーベキューさんの外ごはんに欠かせないのは一つで何役もこなすアイテム。キャンプでは荷物を減らせて便利だし、家で外ごはんを楽しむ時には洗い物を減らせるのが魅力。

「フライパンは窒化加工のものを愛用中。取っ手が取り外しできるタイプなら、調理後にわざわざ皿に盛らなくても、このままテーブルに置いて食べられます。今回紹介したラムチョップのソテーも焦げ付きにくく、焼きムラも少なくて調理しやすいです。またBBQする時は、ライター不要の着火剤もマストです！」

1/20

スウェーデン製のマッチ不要の着火剤

庭やキャンプでBBQする時は《FIRE LIGHTERS》が必需品。燃焼時間は約8分で火起こしに最適。ネットで購入可。

〈COCOpan〉のフライパン

窒化加工のフライパンは錆びにくく扱いやすい。

PROFILE

編集・取材・文／門上奈央　撮影／谷尚樹

初出『Tarzan』No.795・2020年9月10日発売

Share