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ジムのような “没入感” を作る 。一流トレーナーが考える「筋トレ時に使いたいイヤホン」5つの特徴
音楽はスポーツと切っても切り離せないもの。スタジアムなどで目にする、トップアスリートたちがウォーミングアップ中にイヤホンなどで音楽を聴いているシーンからも、それは明らかだ。
では、普段のトレーニングのときはどうだろう。筋トレをするとき音楽は必要なのか、どんなイヤホンを選ぶべきなのか。菅原順二トレーナーに話を聞いた。
取材・文/神津文人 撮影/北尾渉
目次
そもそも筋トレに音楽は必要か?
ジムでトレッドミルを走るとき、バイクを漕ぐときなど、有酸素運動中にイヤホンをして音楽を聴いている人は多い。では、自宅でトレーニングを行う際、音楽はあったほうがいいのだろうか。菅原さんの答えは、YESだ。
「僕自身、トレーニング中はいつも音楽を流しています。自分が好きな音楽を聴くことで気分がポジティブになりますし、アップテンポの曲を聴くとそのリズムに引っ張られるようにテンションが上がりますよね。
やる気がいまいち出ないときでも、重低音が効いているテンポの良い音楽を聴くと、それがスイッチになることもあるでしょう。僕がパーソナルトレーニングをしているアスリートたちも、好きな音楽をかけながらトレーニングに取り組んでいます」
“リズム”が筋トレをサポートする。
曲調やリズムをトレーニングにうまく利用するのも、ひとつのテクニックだと菅原さんは言う。
「競技のパフォーマンス向上のためにパワーが必要なら、スピードを意識してリズミカルにウェイトを扱う必要があるので、よりテンポの良い曲を聴きながらスピード感を合わせたい。
また筋トレビギナーで安全性を重視したいなら、ミドルテンポの曲に合わせてスロトレ(ゆっくりとした動作で行うトレーニング)をするというのも効果的だと思います。
サーキット系のトレーニングを行う場合、後半はどうしても同じ時間内での回数が減ってしまいますが、アップテンポの音楽のリズムについていくようにすると、きつい場面で粘れるってことがあります。サーキット用のプレイリストを作って後半は特にアガれる曲を流し続け、自分を鼓舞するのもオススメです」
筋トレに没入できるイヤホンとは。
普段は自身のスタジオでトレーニングをし、スピーカーで音楽を流している菅原さん。しかし最近は家トレの機会が増加。自宅環境でも集中してトレーニングを行うために、定番のアイテムとなっているのが、近隣への音漏れの心配もないイヤホンなのだそう。また、オンラインでパーソナルトレーニングや、グループレッスンをする機会が生まれ、そこでもイヤホンが活躍する場面があるという。
以前よりも頻繁に活用するようになったことで、トレーニング時に最適なイヤホンの機能が自分のなかではっきりしてきたという菅原さん。商品発売前からサンプルを試していた〈Sony〉の《WF-SP800N》(2020年6月27日発売予定)は、トレーニングで使用する際に重要な機能を備えたモデルだと感じている。
トレーニングに没入できるおすすめのイヤホンとはどんなものなのか。《WF-SP800N》の特徴でもある5つの条件をクリアしていることが重要なようだ。その5つのポイントを詳しく解説していこう。
特徴① 完全ワイヤレス
家トレ時に使用するイヤホンとして、外せない条件の一つが完全ワイヤレスであると菅原さんは言う。
「Bluetooth接続ではなくコードでつなぐタイプは、どうしてもトレーニング中の動きを妨げてしまいますよね。コードの長さがカラダの動く幅を制限してしまったらトレーニング効果が薄まります。《WF-SP800N》のような完全ワイヤレスタイプなら、腹筋運動のような床に寝て行うトレーニングの際にも気にならない。ストレスなくトレーニングに没入するのに適していると思います」
《WF-SP800N》のフィット性の高さも見逃せないポイントだ。
「アークサポーターという名前のフックのようなもののおかげかと思うのですが、しっかり耳にフィットして激しくカラダを動かしても外れませんでした。外れる心配があるものだとどうしても集中しきれないですし、実際にポロポロ外れるとやる気が削がれてしまいます」
完全ワイヤレスのイヤホンは、オンラインレッスンの受講の際にも適している。
「パソコンやスマートフォンから物理的な距離が取れますからね。《WF-SP800N》は激しく動いてもぶつぶつと音が切れることもなかったですし、指導をするトレーナー側としても快適に使うことができました」
特徴② 迫力の重低音
迫力のある重低音も、トレーニング時に使用するイヤホンとして大切な要素になる。
「僕もそうですが、単純に重低音が効いているとそれに引っ張られるようにテンションが上がりますよね。ランニングやバイクを漕いだりするときに、うまくリズムに乗れるってこともあると思います。自宅トレーニングだとやる気がでないと感じている人には、なおさら《WF-SP800N》を試してみてほしいです。重低音が背中を押してくれると思いますよ」
《WF-SP800N》は、スマートフォンに、アプリケーション(Sony Headphones Connect)をダウンロードすれば、イコライザー調整が可能。8つのプリセットに加えて、マニュアルで音質をカスタムすることもできる。
特徴③ ノイズキャンセリング搭載
ノイズキャンセリングも、家トレで活用するイヤホンには最適な機能だ。
「イヤホンを使って音楽を聴いていても、外部の音って聞こえるものですよね。クルマの音、工事の音、家族が観ているテレビの音。気になりだすと、なかなか集中できなかったりしますが、ノイズキャンセリング機能があれば、自宅でも集中しやすい環境が一瞬にして作れるんです」
ピラティスやヨガをする際に人気なのが、波の音や鳥のさえずりなどの自然音。スピーカーではなく、ノイズキャンセリングイヤホンで聴くことで、より自分にフォーカスしやすいかもしれないと菅原さんは言う。
「周囲の音を遮断して、自然音だけが耳に入る状況は、実際に海や森にいるような臨場感がありますし、リラックス効果が高まるのではないかと思います。また、ノイズキャンセリング機能は、水の中に潜ったときのような、意識が自分に向かっている感覚が味わえると思います」
特徴④ 外部音の取り込み機能
ノイズキャンセリングモードと外音を取り込む“アンビエントモード”の切り替えが素早く行えることも、トレーニングに適したイヤホンの条件となる。
「たとえばジムでワークアウトをするとき、セット中はノイズキャンセリングモードで自分の好きな音楽を聴いて集中、セット間や移動中は周囲の音や声が聞こえるようにするといった使い方ができると思います。公園などの屋外でトレーニングをするときは周囲の音が聞こえないと不安なこともあるので、アンビエントモードでの使用がいいでしょう」
《WF-SP800N》は左側のイヤホンを一度タップするだけで、ノイズキャンセリングモードとアンビエントモードの切り替えができる。また、ノイズキャンセリングモード中に、左側をタップ&ホールドすることで、一時的に周囲の音が聞きやすくなるクイックアテンションという機能も搭載。人に話しかけられたときなどに便利だ。
特徴⑤ 防水・防塵性能
トレーニングに汗は付き物。屋外でランニングやトレーニングを行えば砂埃をかぶる。防水・防塵機能もなくてはならないものだ。
「トレーニングウェアの多くが吸汗速乾機能を備えているように、汗に強いって大切ですよね。さらに、《WF-SP800N》は水洗いができるのも素晴らしい」
《WF-SP800N》の充電ケースは非防水なので、水洗いをした後は水気を拭き取ってから充電ケースにしまう必要があるが、身につけるものを常にクリーンに保てるのは、今の時勢にマッチしているといえる。
細かな部分かもしれないが、10分充電で60分使用可能のクイック充電機能も、《WF-SP800N》の魅力。充電をし忘れていても、トレーニングの準備や簡単なウォーミングアップをしている間、出かける準備をしている間に、充電が完了する。
トレーニング時に魅力を最大限に発揮する《WF-SP800N》だが、もちろん日常使いにも適している。上質な音はもうひと頑張りしたいときにあなたをプッシュしてくれるだろうし、忙しいときの癒やしにもなってくれるはずだ。