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シューズは“旅の同行者”。自然と対話するためのツール(トレイルランナー・大瀬和文)

雑誌『ターザン』の人気連載〈It's My Buddy!〉より。

箱根駅伝を目指しロードでのランに情熱を注いだ学生時代を経て、現在は国内屈指のトレイルランナーとして世界を転戦する大瀬和文選手。過酷な山岳レースで彼の足元を支えているのが、この〈サロモン〉のシューズ《S/LAB ULTRA 2》だ。

トレイルランナー・大瀬和文
大瀬和文(おおせ・かずふみ)/1981年、兵庫県生まれ。東海大学陸上競技部を経て、本誌の〈TEAM TARZAN〉への応募を機にトレイルランナーに。今年は香港のレース『Trans Lantau』の100km部門で優勝。

いかなるフィールドでもバランスよく。

「私の主戦場であるウルトラトレイルは距離がとても長く、アスファルトから山中のゴツゴツした岩までさまざまな路面に遭遇しますし、川の中や雪上を走ることもあります。

レースによっていろんなタイプのシューズを履きますが、なかでもこのモデルは今の自分に最もフィットしています。あらゆる天候、路面コンディションに難なく順応してくれるオールマイティなところが気に入っていますし、反発性とクッション性、という相反する機能をいいバランスで兼ね備えているところも好きですね」

トレイルランナー・大瀬和文が愛用するシューズ
世界最高峰のトレイルランナー、フランソワ・デンヌと共同開発された《S/LAB ULTRA 2》。どんな足型にもフィットする「SensiFit」構造や湿地帯でのグリップ力を高める「Contagrip」ソールなど、〈サロモン〉独自の機能美を凝縮させ、ウルトラディスタンスレースへの適性を高めた。

アッパーからソールまであらゆる箇所にビッシリと刻まれたダメージが、大瀬さんのレース出場頻度の多さを物語っている。

「シューズは相棒であると同時に旅の同行者。これまで多くのシューズを履いてきましたが、その全てに山を走り始めてから今に至るまでの経験が宿っているんです」

今年で38歳。しかしランナーとしてのキャリアに“ゴール”は設定していない。

「トレイルランは私にとって唯一無二のコミュニケーションツール。自然の音に対して自分の足で呼応し、またレースに出場することでいろんな国の人たちと対話ができる。まさに生涯スポーツだと思っているので、動ける限り走り続けます!」

text: Kai Tokuhara photo: Yuichi Sugita illustration: Shinji Abe

(初出『Tarzan』No.767・2019年6月27日発売)

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