バレーボール前に行いたい肩・腹・脚の怪我予防!|のびのび〜ストレッチ vol.16
公園でのレジャーやママさんバレーなど、バレーボールは身近なスポーツの1つ。連載「のびのび〜ストレッチ」第16回は「バレー前」のストレッチ。楽しくプレーをするためにも、怪我をしやすい肩・腹・脚をしっかりほぐしてから臨もう!
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 ヘアメイク/村田真弓 スタイリスト/高島聖子 監修/坂詰真二
友人やパートナーに誘われることもあるバレーボールは、全身を使うスポーツって知ってた? 華麗なサーブ、トスには肩の柔軟性が。ド派手なアタックには空中の「く」の字が肝心だから腹部の伸びが。低い姿勢からすくい上げるレシーブには股関節の柔らかさが欠かせない。
とまあこんな具合にバレーボールは全身運動というわけだ。いざ、補充メンバーを任された途端に怪我なんてカッコ悪い。肩・腹・脚の3点をよーくほぐしてプレーに臨もう。
1. ディープ・バウ
(1)椅子から大股一歩分離れたところに立つ。膝をついて、両腕を伸ばして座面の両端を持つ。
(2)座面をつかんだまま両腕の間に頭を入れるように上体を後ろに引き、お尻と踵をつける。肩周りのストレッチ。10秒×2〜3セット。
2. フル・スウェイバック
(1)つま先を立てた状態で軽く開いた膝を床につけ、両手で掴んだ踵にお尻を乗せる。
(2)両手で踵を持ったまま、胸を天井方向に突き上げるように上体を反らし、腹部前側をストレッチ。10秒×2〜3セット。
3. サイド・ランジ
(1)両脚を大きく開いて立ち、つま先を45度外側に向ける。背すじを伸ばしたまま上体を前に倒し、両手を腿の前に置く。
(2)膝とつま先の向きを揃えたまま片脚を曲げ、深く伸脚して股関節の内側をほぐす。10秒キープして、脚を入れ替える。これを2〜3セット。