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〈ナイキ〉のランニングシューズ3足を履き比べ! シューズトライアル体験レポート
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ついついノリでやらかしてしまった食べ過ぎ飲み過ぎは、直後に適切なリカバリーをすることで相殺できる。10のシチュエーションに沿って「対策」を解説。やっちまったら即、実践のこと。
運動&食事コントロールをして28日後には堂々脱ぐどー!! 取り組み始めて3日くらいは鼻息荒く、気力満々のことだろう。
そうは言っても人間だもの、思わぬところで躓くことだってあるかもしれない。だがしかし。一度くらいの躓きですべてを諦めてしまっては、脱げるカラダは生涯手に入らないのだ。
目次
同僚が全員それを頼むので、天丼とざるそばのセットを頼んだ。なにせ空気読む派なので…。天丼は単品で800kcal超え、そばを加えたら1,000kcal超え。しかも過剰な糖質、明らかに少ないタンパク質。これでは太るうえに筋肉は細る一方。夕食の主菜は大豆製品、副菜にはおひたし、主食は抜きで済ませる。
起きたら出勤5分前。身支度もそこそこに水も飲まずに駅へと走る。会社に着いたらパンでも食べよう。筋トレ中は筋タンパクの材料となる血液中のアミノ酸を、常にプールしておくことが重要。不足すれば筋肉は容赦なく分解される。会社に着いたら、時すでに遅しだ。駅に着いたら牛乳1パックをグビッと。
今日頑張ったんだもの。営業回りで暑かったんだもの。と自分で自分に言い訳しつつビアホールでグビーッ。1杯のつもりが2杯3杯になり、気づけばフライドチキンにかぶりつき。翌日の朝食はフルーツ、玄米フレーク、ヨーグルトに決定! 玄米に含まれているビタミンB群でヨーグルトのタンパク質を筋肉に変換。
夏祭りで屋台巡りをしないなんて…。焼きそば、たこ焼きを食べてこそ、ニッポンの夏! ハイ、今日の夕食はそれで終了。食べた感がなくても、その胃袋には糖質と脂質がしこたま入っている。足りないタンパク質はヨーグルトで、足りない野菜のビタミンは野菜ジュースで補ってオヤスミナサイ。
トレーを切るの面倒くさいからギョーザ1袋焼いちゃうか。サラダ油もいらないから低脂肪だよね? 油をひかずに焼けるということは、それだけ多くの油脂が含まれているということ。一方で肝心のタンパク質はほとんど摂れない。翌日いっぱいは脂質をオールカット。空腹時はミニトマトをかじって凌げ。
懇意にしている打ち合わせ相手からのおみやげだもの。食べないのも悪いし日持ちしないから早く食べないとねエヘヘ。誰かにあげればいいものを、食べてしまったなら対策はひとつ。ただちに席を立って1駅分の距離を速足で歩こう。インスリンがドバドバ出て脂肪合成されないうちに。
週末は友人に誘われてバーベキューパーティ。肉って痩せるんでしょ? 野菜もいっぱい食べればいいんでしょ? 牛カルビ100g中に含まれている脂質は約45g。200g食べたら1日の脂質摂取量を軽くオーバーする。その日の夕食は脂質抜き。少なめごはんに主菜は納豆、野菜たっぷり味噌汁で終了。
サービスエリアで目にしたご当地ソフトクリームが美味しそうだったので、ついつい購入。早く舐めないと溶けちゃう! 時計は元に戻せません。十分な糖質が今、あなたの体内に入っていきました。というわけで、その日の夕食の主食はごく少量の発芽玄米、そして野菜と豆腐が入った具だくさん味噌汁で。
猛暑日の外出時、自販機の炭酸系ジュースがおいでおいでをするので一気飲み。どうせすぐ、汗になって出ちゃうに違いない。糖質を一気に吸収することで血糖値が急上昇、インスリンが大量に出て摂った分の糖質は脂肪に合成される。で、血糖値は急降下し、次の食事でまた急上昇。予防のために少量のナッツを補充。
釜飯ランチの後、団子を食べ歩きしながら観光地をぶらついて甘味処でかき氷。これぞ旅の醍醐味。旅先では3食以外の余計なものをちょいちょい食べてしまいがち。2日目も同じことになるのは必至。せめて朝食のビュッフェでは油脂が使われていない野菜と豆腐だけで済ませるなど、予防線を張るべし。
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取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 イラストレーション/3rdeye 取材協力/石川三知(Office LAC-U代表)
(初出『Tarzan』No.745・2018年7月12日発売)