2025年12月3週目のウォッチリスト

2026年2月5日（木）〜2月9日（月）、台湾最南端・屏東県を舞台にした4泊5日のサイクリングツアー「屏東ライド」が開催される。冬でも温暖な気候のもと、墾丁国家公園の絶景ロードや恒春古城、先住民族ルカイ族の集落まで、ディープな南台湾をEバイクで巡る内容だ。走行距離は最大105kmと本格的ながら、Eバイク&サポートカー付きで安心。夜市グルメや郷土スイーツなど、食文化も旅のハイライトになる。ただ走るだけでなく、土地の歴史や暮らしに触れ、五感をひらく時間。心身をアクティブに整えたい人におすすめ。

〈フイナム〉が運営するランニングステーション「ととのい研究所」の恒例グループラン「ととけんのグルラン」と、ソックスブランド〈ROTOTO〉が主催するランクラブ「ROTOTO Running Club」が共同で開催するランイベントが、12月17日（水）に開催決定。隅田川沿いから浅草寺を目指すコースで、距離は約8kmほど。ソックスブランドのイベントとあって《メリノアンクルソックス》を履きながら走れる「RRCソックスプラン」が用意されているのがユニークだ。ソックスはオールラウンドに、ジョギングからライトなハイキングまで使えるそう。同プランの予約で、終了後はランステ＆サウナも無料で使用可能。いつものランニングの気分転換に参加してみたい。

肉体の極限は、心の深淵へとつながっている。凄絶なトレーニングの描写と、画面越しにも伝わる殺気で全米を震撼させた映画『ボディビルダー』が、12月19日（金）より日本公開。主演ジョナサン・メジャースが肉体改造で体現するのは、強靭さと脆さを併せ持つ孤独な男の精神世界だ。極限状態の心理描写を表現する本作を手がけたのは、新世代の監督、イライジャ・バイナム。さらに字幕監修には、IFBBプロボディビルダーの山岸秀匡が参加し、アメリカのボディビル界のリアルを克明に映し出す。鍛えることは救いか、それとも破滅か？ 観る者の価値観まで揺さぶる、濃密な一本。

「2021年東京パラリンピック」開会式の入場演出も手がけたアーティスト・GOMAによる展覧会 『GOMA ひかりの世界』が、茨城県筑西市の〈しもだて美術館〉にて開催される。2009年、交通事故で高次機能障害を患い記憶を失った彼が、リハビリの過程で再び世界とつながるために描き続けてきたのが、無数の点で構成される幻想的な画面だ。ドットは、失われた時間を手繰り寄せる行為であり、感覚を取り戻すための呼吸でもある。作品を前にすると、光が揺らぎ、時間の層がにじみ出すような感覚に包まれるはず。

国内最高峰のプレーヤーが集う、B.LEAGUEオールスターマッチを観に行こう。「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」は、2026年1月16日（金）〜1月18日（日）の3日間、長崎県・HAPPINESS ARENAを舞台に開催される。観戦チケットは、 B.LEAGUEチケット公式サイトで現在販売中。人気席種は完売・追加販売も予定されているので、早めのチェックがおすすめだ。 生で見るオールスターゲームは、技術と個性が感じられる貴重な機会。新年最初のスポーツ体験として、コートの熱気と歓声を肌で感じる一日にしたい。