フリーアナウンサー・中井美穂さん。健康の秘訣、食事・運動習慣に密着!
ハードな仕事をこなしながら、好きな舞台を見続けるためのカラダづくりを実践する中井美穂さん。年齢を重ねても元気でいるための習慣には、続けるためのヒントが詰まっていた。
text: Megumi Imai photo: Tatsunari Kawazu styling: Hiroko Umeyama hair & make-up: Hiromi Yamamoto
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女友達の口コミやメーカーが信頼できるブランドのサプリメントを選び、毎日飲んでいる。葛根湯(右)は地元の人から薦められた佐賀の薬局で。他はビタミンB、CやD、青汁、ゲニステイン(イソフラボン系)、そして整腸剤など。出張も多く、外食も多いので、栄養バランスを取る意味でも愛飲している。
Profile
中井美穂(なかい・みほ)/1965年生まれ。フジテレビを経てフリーに。TOKYO MX『TAKARAZUKA CAFÉ BREAK』や加美乃素プレゼンツ『ミュージカル&トーク』でMCを務める。
自分と向き合い、対話するセルフケアが若さの秘訣。
読売演劇大賞選考委員として年間300本の舞台を観て、番組収録やMC、講演会に出張もこなす。中井美穂さんの日々は多忙である。
「私のエイジングへの意識は、いくつになっても公共交通機関で大好きな舞台を観に行ける体力と筋力が欲しいということぐらい」

「元気にお芝居が観られることが私のモチベーション」と、中井さんの不老習慣の起爆剤となる宝塚をはじめとする演劇のパンフレット。
性格上、ストイックに取り組むのは苦手。長年の経験から、無理せず続けられることを“できる範囲で”やるのが心地よく、長続きするとわかったという。そのひとつがサプリメントを飲むこと。
「サプリメントは薬ではないので効いているか確証はありません。でも飲まないより飲んだ方がいいかなとお守り的な安心材料です」
さらにサプリだけに頼らず、食生活でも意識していることがある。
「日々舞台を観る生活なので昼も夜も劇場にいるわけなんです。舞台の合間にちょこっと食べる、終演後の遅い時間に食べることもあるし、外食が多い。なので料理家の先生に教えていただいた五味五色五法を意識しています」
陰陽五行の考えに由来する健康を目指す和食の基本理念で、甘味、塩味など5つの味、赤、青など5つの色、煮る、焼くなど5つの調理法を一食に揃えることで偏りのない献立になるという考え。
「お肉を食べたら、次は焼き魚とか、彩りのあるサラダを食べて5色をクリアしようとか、最終的に帳尻が合えばいいかと。私はお酒も飲むし、食べることが大好きなので、これをゆるっと意識するだけで、罪悪感が減ります(笑)」
とはいえ、年齢とともに体重は増えやすく、体力も落ちていく。
「運動が苦手だからと言い訳していましたが、珍しく3年以上続いているストレッチがあるんです」
それが元バレエダンサーの先生が考案した寝たままストレッチ。

週に一度のストレッチでは、正しい姿勢と疲れにくいカラダを手に入れた。
「床に寝た状態でバレエメソッドをアレンジした運動をするので心拍数が上がらない。先生が寛容な方なので運動しながらスマホを見たり、休憩時にみんなでお菓子を食べるのも見逃してくれて(笑)」
仲のいい友人らとおしゃべりしながら運動できるのが楽しく、気づいたら姿勢がよくなり、悩みの腰痛も緩和されてきたとか。
「60年間自分が生きてきた結果がこのカラダであり、今の外見だと思うんです。それを全否定せず、うまく対話しながら付き合っていけたらと。ここが嫌、なんで私はこうなのと悩む感情はカラダにいい影響を与えるとは思えません。今日はいっぱい歩けたねとか、疲れたから明日は予定を減らして休もうとか、自分との対話って大切なセルフケアだと思うんです。私はそこを大切に、心もカラダも元気に生きていけたらと思います」

「休憩中は友人とお菓子を食べ、おしゃべりできる」から続けられる。


