グレッグ・レモン(ロードレース)|ターザンのスクラップブック
真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。
文/トロピカル松村 写真/アフロ
グレッグ・レモン(1961-)|アメリカ
(ロードレース)
幼い頃はスキー選手として活動していたが、夏場のトレーニングで自転車を使用。13歳でロードバイクを手にしたのを機に1976年から父に連れられロードレースに出始めた。1979年にジュニア世界選手権の代表に選ばれ優勝。1986年にツール・ド・フランス優勝を果たした。しかし、カリフォルニアで狩猟を楽しんでいた際、同行者の散弾銃の弾が胸に当たる事故に遭う。一命は取り留めたものの2度ツール・ド・フランスの出場を見送ることになった。37の散弾片を身体に残したまま復帰し出場した1989年の同大会で、見事優勝し、翌1990年も優勝。計3度のチャンピオンに輝いた実績を持つ。