ボビー・ジョーンズ(ゴルフ)|ターザンのスクラップブック
真似しようとしても決して叶わない、独自のスタイルを持ったアスリートたち。色褪せない永遠のスタイルアイコンを日替わりで紹介します。
文/トロピカル松村 写真/アフロ
ボビー・ジョーンズ(1902-1971)|アメリカ
(ゴルフ)
生涯アマチュアを貫いた、木のヒッコリーシャフト時代の最も偉大な選手の一人。1930年に当時の世界4大タイトルを制し(全英アマ、全英オープン、全米オープン、全米アマの順に)年間グランドスラムを達成。スポーツの世界で“グランドスラム”という言葉が使われたのはこれが最初だった。引退後もゴルフにかかわり、弁護士業務の傍らにマスターズ・トーナメントの創設や、そのマスターズが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのコース設計にも携わった。つまり現代ゴルフの礎を築いた人物というわけ。