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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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従来のランニングシューズ作りの常識を覆す、《GEL-KAYANO》シリーズ最新作。新たな秋、新たなランニングシーズン、あなたの人生の新時代を伴走してくれる!
目次
世界的な“巣ごもり”から落ち着きを取り戻しつつある2023年秋。
「“走る”という本能的な欲求への回帰は多くの国に共通の現象です」
と語るのは、ランニング文化を牽引し続ける、日本が誇る〈アシックス〉の中村浩基さんである。中村さんは、同社のフラッグシップモデルである《GEL-KAYANO(ゲル-カヤノ) 30》の開発者。
さまざまなメディアにも登場し、シューズの開発を通じてランニングの本質を追求、世界のランニング文化の“旬”に目を向け続けている。
「走る楽しさに加え、42.195kmを走り切るマラソンで得られる達成感は、コロナ禍を経ても多くの人たちを魅了し続けています」
そんな中村さんが開発に携わる《ゲル-カヤノ》シリーズは、これから走り始める人をサポートし、マラソン大会などへの挑戦を支える一足。30年にわたって多くのランナーの支持を獲得し続けてきた。
「ランニングシューズに求められるのは、怪我をせずに走る安定感やクッション性などですが、ひと言で表現すれば“信頼感”だと思います」
《ゲル-カヤノ 30》は、前作の29代目からの全面リニューアルを経て、世界公開された。外見上の特徴でもあった衝撃緩衝機能のゲルは踵部に内蔵され、ミッドソールを含めた走行を支えるシステムも大きく様変わりした。
19,800円
「見た目は変わりましたが、《ゲル-カヤノ》に求められる本質は変わっていません」
それが、まさに中村さんが語るところの“信頼感”だという。
「《ゲル-カヤノ》のDNAは、多くの走る人にとって“当たり前に必要な要素”を、先進の機能、材料など、アシックスで一番良いモノを詰め込み、一足のシューズの形にすることです」
《ゲル-カヤノ 30》は、従来のランニングシューズに採用されてきた、シャンクやプレートなどの硬い部材の仕様とは異なる発想の「4Dガイダンスシステム」を採用している。
《ゲル―カヤノ 30》は常識を覆し、軟らかく反発性に優れた大きな部材を中足部に配置することで“信頼感”を生み出した、いわば“柔よく剛を制す”シューズ。30周年を記念した蔵出し新機能搭載のシューズであると同時に、ランニングシューズの未来形を志向している。
「今のランニングシューズには、機能性に加えて“快適性”も求められています。《ゲル-カヤノ 30》の開発には、従来の《ゲル-カヤノ》に何かを足すだけでは、“快適性”の追求には限界がありました。そのため開発は、ゼロから考え直すスタートになりました」
発売前の北米や欧州でのテストでも、《ゲル-カヤノ 30》の“快適性”は多くのランナーに高く評価されたという。さらに長距離走やスピード走でも、《ゲル―カヤノ》シリーズの持つ“信頼感”を体感する声が多く上げられた。
新たな秋からの、新たなランニングシーズン。今こそ、新時代の幕開けを予感させる《ゲル-カヤノ 30》が相応しい。
もしあなたが《GEL-KAYANO 30》を開発するなら、こんなプロセスが必要だ。まずは、ランナーが求める全ての機能をバランスよく搭載してきた《GEL-KAYANO》シリーズが継承するDNAを入手する。
DNAは、毎年、革新的なアップデートを重ねながら30年間熟成させる。十分な熟成が進むと、走行時の安定感と快適性が融合した、初心者にも優しいシューズの基になる。
30年間熟成させた《GEL-KAYANO》のDNAを取り出し、アシックスの持つ最新にして最良の技術と材料とともに、後述の「4Dガイダンスシステム」を加え、アシックスのモノ作りへの情熱を静かに注ぎ入れる。
さらにプロトタイプを何度でも作り直す気概で臨むと、《GEL-KAYANO 30》らしさが高まる(左の写真はそのごく一部で、公開可能なモノのみ)。
走行時のフォームを計測させてくれる被験者をできるだけ集める。1回最低10km走った際のフォームの変化を、モーションキャプチャーで計測しまくる。計測データに基づき、走行時の安定性と快適性を兼ね備えた「4Dガイダンスシステム」の機構に練り上げる。
同システムのポイントは4つ。
アシックスが誇る衝撃緩衝機能「ゲル」を入手。アシックススポーツ工学研究所の最新データを基に、前作より約65%軟らかくする(わらび餅くらい)。
さらに衝撃を緩衝しやすいヘキサゴン(六角形)に整え、ピュアゲルテクノロジーに進化させる。ミッドソールの踵部分にさりげなく配置することで、走行時の衝撃が緩衝され、快適性がアップする。
足馴染みがよく、かつ優れたサポート性を持つアシックスのエンジニアードニットを用意。アシックスのフラッグシップモデルの《GEL-KAYANO 30》なので、アッパーのメイン部材はプラスチックリサイクル100%の素材で作る。
さらに、環境負荷の透明性を打ち出すべく、他の部材での使用を含め「温室効果ガス排出量(カーボンフットプリント)」として表示。
暑さの残る9月某日、〈ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI〉(東京・千代田区)にて、『ターザン』読者限定の《GEL-KAYANO 30》試走会が開催された。
皇居ランにも便利な〈ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI〉は、ロッカーやシャワーも備え、ランニングステーションの機能も併せ持つショップ。
リニューアルしたばかりのピカピカの施設で着替えを済ませた読者ランナーたちは、最新《GEL-KAYANO 30》の説明を受け、実際に8〜10km走ってアシックスの高い技術力を体感した。
「厚底シューズは苦手でしたが、《GEL-KAYANO 30》はちょうどいい硬さですね」(都内在住の会社員・松田靖隆さん)
「着地の安定感が抜群。トレランのレースに向けた、ロードでの練習に履きたいです」(都内在住の理学療法士、猪俣亜衣さん)
「フルマラソン完走は14回。風に乗って走る感覚なので、《GEL-KAYANO 30》で練習したら、自己ベスト更新をできそう(笑)」(都内在住のアスリートへの栄養指導者・渡邊晶子さん)
秋からの本格的なランニングシーズン! あなたの新たな挑戦を、最新《GEL-KAYANO 30》が応援してくれるはずだ。
取材・文・編集/大田原透 撮影/小川朋央