血圧改善に近づく鶏ささみレシピ・サラダ玉ネギ和風サラダ
血管拡張作用をもたらす一酸化炭素の材料であるアルギニン。肉の中では僅差ながら鶏のささみにより多く含まれる。そこで、今回はより血管への効果を高める酢を活用した鶏ささみレシピをご紹介。
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 料理製作・スタイリング・栄養監修/牛尾理恵 取材協力/大塚亮(おおつか医院院長、循環器専門医、オーソモレキュラー・ニュートリションドクター認定医)
初出『Tarzan』No.834・2022年5月26日発売
ささみとサラダ玉ネギの和風サラダ
ささみ&酢の効果で血圧をコントロール
ささみに衣をつけて茹でることで栄養成分を逃さずいただける。サラダに使う酢も大事。酢に含まれる酢酸が代謝される際、血管を拡張させるアデノシンという物質に働きかけ、血圧の上昇を抑える。
材料(2人分)
- 鶏ささみ(筋取り済み)…3本
- サラダ玉ネギ…1/2個
- 生ワカメ(湯通し済み)…20g
- 青シソ…3枚
- [A]
- ポン酢醬油…大さじ1
- ゴマ油…小さじ1
作り方
- ささみは削ぎ切りにし、片栗粉(分量外)を薄くまぶす。鍋で湯を沸かし、3分ほど茹でる。ザルに上げて水気を切る。
- サラダ玉ネギは薄切りにする。ワカメは食べやすい大きさに切る。
- 器に2、1を盛り、細切りにした青シソを乗せ、合わせた[A]をかける。