あの名店の筋肉レシピ:ジンジャーチキンサラダ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈MATSURIKA〉の高橋佑介さんに教えてもらった「ジンジャーチキンサラダ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.834・2022年5月26日発売
高橋佑介さん
教えてくれた人
中国料理の老舗やホテル内の有名店、〈JASMINE広尾本店〉を経て、2019年に独立。カウンタースタイルで提供する、名物よだれ鶏と濃厚鶏白湯麺の2枚看板が好評。
剣道三段保有者で、筋トレはなんと小学生(!)の頃から続けているという〈MATSURIKA〉の高橋佑介さん。キレのいいカラダをめざすためにも、鶏胸肉を使った高タンパクで爽快な“しびれ中華サラダ”を教わった。
「チキンサラダの鶏胸肉は40度の湯をかけ温めてから、沸騰した湯で火を通す方法をぜひ。しっとり加減が違います。さらにタレの材料に熱々の油をかけてショウガの香りをグッと引き出しましょう」
ジンジャーチキンサラダ
材料:2人分
- 鶏胸肉(皮なし)…150g
- ナス…2本
- 醤油…少々
- かつお節…ミニ1パック
- [A]
- ベビーリーフ…食べ切り1パック
- おろしショウガ(チューブタイプ)…大さじ4.5
- ネギ(みじん切り)…2〜3本分
- チキンコンソメ (顆粒)…小さじ1弱
- 砂糖…小さじ1弱
- 塩…小さじ1弱
- オリーブ油…大さじ3+小さじ1
作り方
- 胸肉を40度の湯の流水で温めて常温に戻す。沸騰した鍋の湯に入れ、すぐに火を止め、ラップをして30分置く。取り出して流水で冷まし水気を拭く。
- ナスのヘタを取りピーラーで皮を剝いたら、ラップをし電子レンジ(600W)で2分加熱する。粗熱を取り、ほぐして醬油で下味をつける。
- タレの材料[A]を耐熱容器に入れ、フライパンで熱々に熱したオリーブ油をジュッとかけてよく混ぜ合わせる。
- 皿にベビーリーフ、2、かつお節、切った1を乗せ、3をかける。
ポイント
栄養ポイントはココ!
生ショウガに高温の油をかける、このジンジャーダレは栄養的にも◎。ショウガの「ジンゲロール」と熱で変化する「ショウガオール」の2成分が摂れます。抗菌や免疫力UP効果も期待でき、疲労が溜まっているときにも。(管理栄養士 河村玲子さん)