いま、行きたい。アスレチックを通じて“繋がり”を生み出す場所〈THE NORTH FACE Sphere〉

新しい価値観に寄り添う〈THE NORTH FACE Sphere〉とは？

一緒の空間で時間を共有して笑い合ったり、旅行など非日常を楽しんだり、はたまた都会の喧騒から離れ、自然の中で自分を癒したり。これまでの生活では、会いたい時に会いたい人に会い、行きたい時に行きたい場所に行くことが当たり前だった。

しかし、「コロナ禍」を通し“当たり前”を失う経験をした今、いかに人、社会、そして自然との“繋がり”に自分が癒されていたか、改めて気づかされた人も多いはず。

そんな中、再生への第一歩として踏み出した場所がある。それが2022年7月1日、東京・原宿の地にオープンした〈THE NORTH FACE Sphere（ザ・ノース・フェイス スフィア）〉だ。

“分断を再生する拠点”と銘打ったこの場所には、「人々の幸せを追求し、自然との調和、生活・環境を豊かにするための丁寧なものづくり」という《ゴールドウイン》の精神が随所に宿っている。〈THE NORTH FACE Sphere〉が描く新たな“繋がり”の形とは？

自然に倣う建築が心を開放する

〈THE NORTH FACE Sphere〉のコンセプトの一つが「人や自然との繋がりを感じる機会の創出、感動の共有」。それをまさに具現化したのが、建物そのものだ。

都市を自然環境と捉え、「もしその場所に建築物が樹木のように発生したのなら？」という発想から、自然が持つ合理的で無駄のない美しさに学び、デザインされている。

より少ない材料で、大きな空間を作ることができる建築設計。光をたっぷりと取り入れ、空気を効率的に循環させる吹き抜け構造。遮熱・断熱・UVカットに優れ、消費エネルギーを削減する機能性ガラスの使用など、テクノロジーの力で環境への優しさと開放感を両立した。

また上階に行くにつれ、フロアの高さを高くすることで、空に向かう上昇感が外観からも感じられる。まるで、植物が太陽光を求めて伸びやかに育つように、自然の生命力を感じさせる建築になっているというわけだ。

自然を思いやり、個を尊重する商品とサービス

自然との調和を重んじる姿勢は、もちろん提供するものにも表れている。

「製品から製品へのリサイクル」をコンセプトとした循環型アップサイクルプロジェクト「EXPLORE SOURCE（エクスプロールソース）」を採用した商品を限定で展開。

ほかにも摩擦耐久性に優れた商品、ランニング時にも携帯しやすいソフトボトルなど、サスティナブルなオリジナル商品を通して、地球や自然との関わり方を見つめ直すきっかけを提供している。

これだけでは終わらない。自然のみならず、多様性を大切にし、個を思いやる商品とサービスがここにはある。それが全国初のサービス「141 CUSTOMS for ATHLETIC（ワンフォーワンカスタムズ フォー アスレチック）」。

豊富なサイズ、カラーを自由にカスタマイズして自分だけのバックパックやジャケットを作れる「141CUSTOM」。そこにランニング、アスレチックアイテムをラインナップとして加えたのが本サービスだ。

細やかなサイズ、股下等の選択が可能で、アクティビティ中のストレス軽減はもちろん、パフォーマンス向上を実現する自分のためだけのアイテムが手に入る。

また、新しくアクティビティに挑戦したい人、さらなる高みを目指して挑戦する経験者など、それぞれのバックグラウンドに寄り添いながら必要な情報を提供するサービスカウンターも設置。オンラインでも対応していて、住んでいる場所、ライフスタイルにとらわれることなく、みんながボーダレスでサービスを受けられる。

繋がりを感じられる“体験”の提供

“分断を再生する拠点”。この言葉には、“I”＝「個人」の視点だけではなく、“We/Society”＝「他者、社会」や“Universe”＝「自然、地球」と繋がりながらより良い状態を取り戻すという思いが込められている。

物を提供するだけに留まらず、これら3つの繋がりを感じられる“体験”を創出するのが〈THE NORTH FACE Sphere〉の真骨頂。トレイルランニング大会やマラソンレースと連動したイベントを始め、季節ごとに特別な体験を提供するイベントスペースが設けられている。

植物のような建築が織りなす開放的な空間で、柔らかい光に包まれながら人や社会、自然との繋がりを感じる。そんな“体験”を提供する場所がここにはあるのだ。

“繋がり”という癒しを求めて

「コロナ禍」を機に、これまでとは違ったものへ価値が見出されるようになった今。私達が無意識に求めるものが〈THE NORTH FACE Sphere〉にはある。

足を踏み入れるだけで感じられる自然との調和、手に取ると穏やかな気持ちになる商品、個を尊重した多様なサービス。これらは常に人の幸せを追求し、スポーツ、アスレチックを通して、自然との繋がりを大切にしてきた《ゴールドウイン》だから形にできたのだろう。

大切な人と一緒に行くもよし。自分一人の時間を過ごしてもよし。繋がりという癒しを求めて、〈THE NORTH FACE Sphere〉に足を運んでみよう。

文／長谷日向子

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