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  • 提供:森永製菓

柔道・髙藤直寿選手を金メダルに導いた〈inトレーニングラボ〉での“動きづくり”

inトレーニングラボ でトレーニングをする 柔道家 髙藤直寿 選手

東京・台場のオフィスビルに、その施設はある。《inゼリー》《inバープロテイン》などで、スポーツ愛好者の支持を集める、森永製菓が運営するトレーニング施設だ。契約したトップアスリートだけが、世界で戦うカラダのためのフルオーダーのサポートを受けることができる。〈inトレーニングラボ〉の重い扉が、今、開かれる!

本気で目指したから、今までのやり方はすべて変えました

最先端のトレーニング科学、そして栄養の知見を武器に、世界で戦うトップアスリートをサポートする〈inトレーニングラボ〉。

〈inトレーニングラボ〉

世界で戦うトップアスリートを、最先端のトレーニングと栄養指導でサポートする〈inトレーニングラボ〉。2021年11月、東京・台場のオフィスビル内に移転し、ラボを起点とした新たな製品開発や、さまざまな情報発信を計画している。

このラボを活用し、フィジカルの強化に成功した選手の一人に昨年夏の金メダリスト、柔道の髙藤直寿選手がいる。

柔道家 髙藤直寿 選手

髙藤直寿(たかとう・なおひさ)/1993年5月30日生まれ。男子柔道60kg級金メダリスト。〈パーク24〉所属。得意技は小内刈り。〈inトレーニングラボ〉に通い、フィジカルの強化に努め、世界の頂点であり続ける努力を怠らない。4月29日の全日本柔道選手権にも参戦し、階級の異なる選手を相手に、善戦!

きっかけはリオでの負けです

リオでの銅メダルは、2016年のことである。それまでの髙藤選手は、良くも悪くも感覚派だったと振り返る。

「柔道だけをしていれば、十分だと考えていました。いわゆる筋トレや栄養には、今ほど真剣には取り組んでいませんでした。でも“本気で東京を目指すなら”、今までのやり方は、すべて変えようと思ったのです

【右】牧野講平(まきの・こうへい)/トレーナー。〈inトレーニングラボ〉の前身となる〈ウイダートレーニングラボ〉に2004年より携わり、各ジャンルのトップアスリートの指導にあたる。金メダル2連覇を目指す髙藤選手をフィジカル面からサポートする“カナメ”となるトレーナー。【左】吉本寛那(よしもと・かんな)/管理栄養士。アスリートへの栄養指導を志し、病院での大量調理と栄養指導、料理研究家アシスタント、大学助手を経てスポーツ栄養士として現職に。野球、バスケットボールのチーム担当を歴任し、2021年10月より髙藤選手の担当となる。

〈inトレーニングラボ〉の牧野講平トレーナーも、柔道家として完成されていても、髙藤選手には伸びしろがあると感じていた。

「ラボが関わる前の髙藤選手は、ベーシックなウェイトトレーニングには取り組めていました。しかし、いわゆる“動き作り”には、まだ手をつけていませんでした」

髙藤選手も、当時を振り返る。

「今まで学んだトレーニングとは全く違う考え方動かし方でした。でも、最小の力で最大のパワーになる、柔道に繫げられることが感覚的にも分かりました。これをやりつつ、柔道の稽古もしっかりやったことが、東京の結果です。次のパリまでも、これらに取り組めば間違いないと思っています」

トレーニングに励む 髙藤直寿 選手

この5月30日、髙藤選手は29歳になった。

最近、小さな怪我が増えたり、疲労感もあるようになりました

柔道を長く続けるために取り組んでいるのが、栄養や睡眠を含めたコンディショニングである。

「“もしかしたら、今日の稽古で怪我をして最後に…”という気持ちで毎日臨んでいます」

そんな髙藤選手は、今の心境をあえて“死に物狂い”と表現する。

「この言葉って、今、使うんだなって(苦笑)。パリまでの一日一日を死に物狂いで、そして2連覇できたら…と思っています」

今日も〈inトレーニングラボ〉には、トレーナーと栄養士とともに、清々しい笑顔でひたむきに課題に取り組む髙藤選手の姿がある。

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INFORMATION

in Training Lab logo

取材・文/大田原透 撮影/小川朋央

初出『Tarzan』No.835・2022年6月9日発売

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