“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:真鯛のアッフォガート ヨーグルトとハーブのソース
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈アンティカ ブラチェリア ベッリターリア〉オーナーシェフ・井上裕一さんに教えてもらった「真鯛のアッフォガート ヨーグルトとハーブのソース」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.829・2022年3月10日発売
井上裕一さん
教えてくれた人
北伊の星付き店などで腕を磨き、帰国後〈アロマクラシコ〉を経て2012年独立。昨年店舗集約、1階にレストランとワイナリー、2階にワインショップがある現店開店。
低脂質高タンパクでトレーニーは積極的に食べたい魚。ジム歴約6年、〈アンティカ ブラチェリア ベッリターリア〉の井上裕一さんに、旬魚のイタリアンを教わった。
鯛は、キュウリやディルも混ぜた爽やかヨーグルトソースが新鮮。
「フリウリの星付き店にいたときのアレンジ。鯛を茹でるときはたっぷりの湯でアッフォガート(溺れ煮)させるイメージでゆっくり火を通すとふっくらしますよ」
真鯛のアッフォガート ヨーグルトとハーブのソース
材料:1人分
- 鯛(薄切り)1切れ(50g)
- 【A】
- ヨーグルト(無糖)…1/4カップ(50g)
- キュウリ(みじん切り)… 1/2本
- 緑パプリカ(赤・黄も可。みじん切り)…1/4個
- ディル(みじん切り)… 1/2パック
- おろしニンニク…小さじ1/3
- 塩…適量
- 白ワインビネガー…適量
- ピスタチオ(砕く)… 10粒程度
- 黒コショウ(粒)…適量
作り方
- 鍋で沸かした湯に鯛を入れ、身に火が通るまで中火で3分程度茹でる。すくい上げて水気を切る。
- ソースの材料Aをすべて混ぜ合わせる。
- 1の上に2を乗せる。上から砕いたピスタチオ、黒コショウをミルで挽きながら振る。
ポイント
栄養ポイントはココ!
白身魚の鯛にヨーグルトソースは、筋トレ民にもうれしい低脂質高タンパクコンビ。ナッツの女王と呼ばれるピスタチオも注目。緑色の正体はクロロフィルで、この成分には抗酸化やデトックス効果があるといわれています。(by管理栄養士 河村玲子さん)