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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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ヤマハ発動機が設立したプロラグビークラブ〈静岡ブルーレヴズ〉のCRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)として、新たな挑戦を始めた五郎丸歩さん。タフな戦いに備える、シンプルなコンディション作りとは?
こだわりは何もないと言うが、あのラグビー日本代表元監督のエディー・ジョーンズをして「完璧主義。もっとリラックスしろ」と言わしめるほど万全の準備をする人だ。
「キックはコンディションに左右されるので、トレーニングも食事もバランスを心がけていました」(五郎丸さん)
フィジカルトレーニングはカラダの左右バランスが崩れないように、食事は野菜、白米、肉・魚、ヨーグルトなど「理想的な」献立を常に意識。お菓子も必要ないものとしてもともと食べる習慣がなかったという。
「自分はお菓子が好きじゃないんだと思ってましたが、引退後に差し入れで頂くとこんなに美味しいんだ!と知りました(笑)」
代表チームや海外リーグでは週末オーストラリア、その翌週は南アフリカといったタフな試合日程も珍しくなかったが、バランスの取れた生活習慣から現役時代は特に筋肉系の故障は少なく、体調を崩して休んだことはないと話す。
プレーはこだわりそのもの。ゴールキックの動作は大きく4つに分け、蹴り出しの時間をビデオで秒単位まで分析、コーチは付けず全部自分で考え築き上げた。しかし、一人で向き合ううちにゴールが決まらなくなり、泥沼にハマっていたという。そんな時に挑戦したのがフランスリーグだ。
「加入したチームのトゥーロンには世界の超一流キッカーが揃っていたのですが、彼らの練習を外から眺めてみると、すごくシンプルに蹴っている。ボールの立て方もテキトーなのに、どんどん決まる。シンプルにやることが大事なんだと気づきました」
キックでは重心移動以外のことは徹底的に削ぎ、あのルーティンもやめた。踏み込みの歩数など分析をしすぎることなく、蹴るというカラダの動きのシンプルさを心がけると、それまでベストで79%だったゴールキックの成功率は、帰国後のシーズンでは82.5%までに。
以来、試合前にやる決め事も余計なことを削ぎ落とした。こだわらないとの発言の真意はここにある。一方で、そこに至るには自分で考え抜くプロセスが大事だとも話す。
「シーズン中、脂質や糖質を徹底的に摂らない選手もいましたが、私はストイックにやりすぎるとパンクするので、試合の翌日は好きに食べ、練習量が少ない日は食べる量も抑えてバランスを取ってました。健康に良くないものを食べないし、海外に行っても胃腸を壊したことがないので食事は完璧主義でしたね。カラダの作りも考え方も違うから、自分に合うかどうかやってみて、考えて選び取るとシンプルなことに辿り着きました」
チーム運営に役立てようと今春からは早稲田大学大学院でスポーツマネジメントを学ぶ。
「ラグビー界の中でしか生きてこなかったので、自分とは違う物の見方をしている人と出会い、吸収したい」
そうしたバランスの取れた栄養で、五郎丸さんは結果を残していくのだろう。
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編集・取材・文/本田賢一朗 撮影/北尾渉 スタイリスト/久保コウヘイ 衣装協力/ラルフ ローレン