アプリで「火の番」ができるたき火台。BioLiteのFirePit PLUS

『ターザン』編集部員が本気で気になったアイテムを紹介する連載「編集部のみっけもん―EDITOR`S CHOICE」。今回は〈BioLite〉の《FirePit PLUS》。

Text:Tarzan photo:Tomoo Ogawa

初出『Tarzan』No.825・2022年1月4日発売

〈BioLite〉の《FirePit PLUS》

風量調節をアプリ上でピピッと

そういえば最近、周りの大人たちがキャンプへ出かけるようになった。

思い浮かぶ理由はいくつもある。セレクトショップやブランドがこぞってキャンプ用品の展開を始め、どこへ行ってもクールなギアが目に映る。パンデミックの影響もあり、閉鎖空間から抜け出し、自然を求めるようになった人も多い。

何かを新しく始めるときに、自分の尺度で“物集め”を楽しみたい欲もある。とはいえ何から揃えればいいのか分からない、そんなキャンパー初心者に(もちろん上級者にも)揃えて損はないと薦めたいのが、〈BioLite〉のたき火台だ。

〈BioLite〉の《FirePit PLUS》

備え付けの送風ファンで火起こしを自在に。リチウムイオン電池の大容量バッテリー(12,800mAh)はスマホやPCまで、電子機器を充電することが可能。34,100円。WEBサイト

いまにも歩きだしそうな、まるで四足歩行のロボットを彷彿させるようなビジュをしたこのたき火台は、どんな人でも楽〜に火の番ができる“ゆるキャン”アイテム。秘密は、側面にドッキングされた送風ファンにある。

使い方は至って簡単。まずはスマホから専用アプリをダウンロードし、本体とBluetooth接続。火をつけたら、火加減に合わせて風量調節をアプリ上でピピッと行うだけ。あとは座りながら、寝転びながら、着火から長時間のたき火まで、炎を自在に操ることができるっていうワケ。

実際、火の番から解放されるだけでキャンプのハードルは一気に下がる。本体には大容量のバッテリーパックを搭載しているので、炎とともにスマホで動画や音楽を楽しむなんてのも悪くない。

キャンプ欲が芽生えたあなた、まずはこれをいかが?