“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:四川風麻辣香鍋
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈中国意境菜 白燕〉オーナーシェフの白岩勝也さんに教えてもらった「四川風麻辣香鍋」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.823・2021年11月25日発売
白岩勝也さん
教えてくれた人
〈中国意境菜 白燕〉オーナーシェフ。〈グランドハイアット東京〉〈過門香〉〈JASMINE広尾本店〉を経て、北京と香港で修業。2019年に独立。昼はランチコース、夜は9品で構成するおまかせコースを提供。
目指すは筋肉増量&俊敏に動けるカラダ。2021年から筋トレを復活させた〈白燕〉の白岩勝也さんに教わる高タンパク中華トレメシ! 日本でもじわじわ人気! “汁なし激辛鍋”の麻辣香鍋の食材は高タンパク低脂質なエビをチョイス。
「油は控えめにしていますが香味野菜の香りや香辛料の辛味を油に移しながら具材を炒めるのがコツ。ゆっくり火を通してください」(白岩さん)
四川風麻辣香鍋
材料:1人分
- エビ(殻付き・中サイズ)…100g
- 舞茸(ほぐす)…1/2パック
- ブロッコリー(小房に分ける)…5〜7房程度
- 長芋(1cmの厚さに輪切り)…20g
- 長ネギ(粗みじん切り)…10g
- 鷹の爪…10本程度(10g)
- 一味唐辛子…2g
- 豆板醬…小さじ1
- 砂糖…1つまみ程度
- 花椒粉…1つまみ程度
- ラー油…2回し程度
- 油…大さじ2弱
作り方
- フライパンを熱して油をひき、長ネギを中火でゆっくり炒める。ブロッコリー、エビ、舞茸を加えて3分ほど炒める。
- 1に鷹の爪を加え焦げないように炒める。長芋、豆板醬、砂糖、一味を加えてさらに火が通るまで炒める。花椒粉を加えて混ぜ、ラー油を回しかける。
- 器に盛る。
ポイント
栄養ポイントはココ!
寒さを吹き飛ばせる一品。 唐辛子の辛味成分のカプサイシン、花椒に含まれるしびれ成分のサンショオールが交感神経を刺激し血行を促進。また、褐色脂肪細胞も活性化され、エネルギー燃焼を促す効果も期待できます。(by管理栄養士 河村玲子さん)