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“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:白身魚と鶏胸肉ミンチの薬膳風蒸しスープ

白身魚と鶏胸肉ミンチの薬膳風蒸しスープ

自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈中国意境菜 白燕〉のオーナーシェフ、白岩勝也さんに教えてもらった「白身魚と鶏胸肉ミンチの薬膳風蒸しスープ」。

白岩勝也さん

白岩勝也さん

教えてくれた人

〈グランドハイアット東京〉〈過門香〉〈JASMINE広尾本店〉を経て、北京と香港で修業。2019年に独立。夜は薬膳スープを含む9品で構成するおまかせコースを提供。

バスケや少林寺拳法の経験者で、筋肉増量&より俊敏に動けるカラダを目指し、2021年から筋トレを復活させた〈白燕〉の白岩勝也さん。

「中華の中でもオススメが広東の蒸し料理です。油カットができるうえカラダが温まりヘルシーなトレメシに。蒸し器がなくてもフライパンで簡単に蒸せます」(白岩さん)

薬膳風蒸しスープは、タラ&胸肉がダブルで摂れて高タンパク!

「いいダシも出て一石二鳥です」(白岩さん)

白身魚と鶏胸肉ミンチの薬膳風蒸しスープ

白身魚と鶏胸肉ミンチの薬膳風蒸しスープ

※栄養成分は1人分で計算

材料:作りやすい分量(2人分)

  • タラ切り身(食べやすい大きさに切る)…2切れ程度
  • 鶏胸肉挽き肉(皮なし)…100g
  • クコの実…10粒程度
  • 小ネギ(小口切り)…少々
  • A
    • 水…200mL
    • おろしショウガ(チューブタイプ)…1cm程度
    • 醤油…小さじ1弱
    • オイスターソース…小さじ1弱
    • 白コショウ…適量

作り方

  1. ボウルに鶏胸肉、スープの調味料Aすべてを入れ、混ぜ合わせる。
  2. 耐熱の器に1を1人分ずつ半量を入れ、タラ、クコの実も半量ずつ乗せる。
  3. 深さのあるフライパンに湯を張り、2を器のまま入れたらフライパンの蓋をして中火にかけ、鶏肉が固まりしっかり浮き上がるまで蒸し上げる(器1個につき約10分が目安)。
  4. フライパンから器を取り出し、上からネギを散らす。

ポイント

白身魚と鶏胸肉ミンチの薬膳風蒸しスープ

フライパンは深めのタイプを。湯量は器の高さ半分よりやや上まで浸かる程度に。

栄養ポイントはココ!

カラダが温まるスープ。さらに食後代謝が上がるタンパク質豊富なタラや胸肉、加熱により血行を促すショウガオールに変化する成分を含むショウガ入り。深部体温が上がると入眠しやすく、夕飯に食べるといいですね。(管理栄養士 河村玲子さん)

photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura

初出『Tarzan』No.822・2021年11月11日発売

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