
きっかけはコオロギラーメンと蜂の子
「おいし〜♡ 私も蚕のガパオライスを作りますが、このお店(EAT for E)は甘辛煮にしてあってさすがです」とぺろりと完食した井上咲楽さん。昆虫食にハマったのは今から4年前。
「きっかけは〈ANTCICADA〉の《コオロギラーメン》と、長野県のアンテナショップで見つけた蜂の子の缶詰でした。当初は好奇心で食べましたが、そのおいしさに衝撃を受けて、2年前から自炊でも使うように。
多くの人が主食をご飯にするか麺にするか…と悩むように、今では“タンパク源、肉か魚か昆虫、どれにしようかな?”と。昆虫食を好きになってから、食事の幅が広がりました」(井上さん)
料理好きとあり、おかずの具や食後のお茶などあらゆるメニューで堪能。
「2021年は、写真集の撮影のため人生初のボディメイクに挑戦。今も週1でウェイトトレを続けてますが、間食はフリーズドライの昆虫が定番です。スナック菓子などの代替につまむと、糖質や脂質をセーブしながらタンパク質を摂れて、塩分も控えめなのでむくみも気になりません。
コオロギのなかでも食べ応えのあるフタホシコオロギやジューシーなトノサマバッタ、香ばしいイナゴをよく食べます」(井上さん)

運動好きな井上さんを昆虫食が支える。「体重キープに重宝します!」(井上さん)。
また昆虫食を定期的に摂り始めて、体調面で嬉しい変化が。
「お通じがよくなった気がします。レシピ動画をまとめ撮りした翌日はいつにも増してスッキリ。昆虫には良質なオイルが含まれているからか、便がするんと出ます。あと私は牛肉を堪能した翌日は吹き出物が出がちですが、昆虫食でその経験はない。体質に合ってるんでしょうね」
今やネットで昆虫食をポチれる時代、井上さんのおすすめは。
「エビの風味に近いコオロギは種類豊富に揃ってます。洋梨に似た香りがする雄のタガメも美味。未知の食材ならではのワクワクも昆虫食の醍醐味です」
取材したお店
- EAT for E
- TOY VOX SHIBUYA
暗闇キックボクシングスタジオ〈TOY VOX〉が併設するカフェ〈EAT for E〉には昆虫をはじめ、サステナブルな食材を使用したメニューが揃う。井上さんは《サステナブルプロテインガパオライス》(イートイン1,322円、テイクアウト1,298円)を堪能。
- 住所:東京都渋谷区宇田川町20-11 三葉ビルB1・B2
- WEBサイト:eat-for-e.jp