“鍛えるシェフ”直伝の筋肉レシピ:チキンストロガノフ
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回はターブルOGINO・荻野伸也さんに教えてもらった「チキンストロガノフ」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: <a href="/tags/reiko_kawamura/">Reiko Kawamura</a>
教えてくれた人
トレーニーの気持ちがわかる、鍛える料理人に「筋肉つけたいんです!」と言ったら、どんなレシピを教えてくれるだろう? そんな妄想から始まったこの連載にトライアスロン歴12年のフランス料理人、荻野伸也さんは「筋肉に一番パフォーマンスがいいのは、やっぱり鶏むね肉。それにフレンチだとむね肉って、もも肉よりもランクが上で高級食材なんですよ」。
それは聞き逃せない!
「トレーニング後はイジメた筋肉を早く回復させたいし、腹ペコだからむね肉1枚分は行けるでしょ(笑)。前菜とメインの2本立てにすればおいしく食べ切れます」
チキンストロガノフ
【材料:1人分】
- 鶏むね肉(皮なし)…1/2枚(135g)
- 片栗粉…大さじ1強
- 玉ネギ(小:繊維に沿ってやや厚めに切る)…1/2個(75g)
- シメジ(エリンギ、マッシュルームなどきのこなら何でも)…1/2パック(50g)
- オリーブ油…小さじ1強(5g)
- 赤ワイン…1/2カップ(100ml)
- トマトケチャップ…大さじ2(30g)
- 中濃ソース…大さじ1弱(15g)
- 水…1/2カップ(100ml)
- ヨーグルト(さらにコクが欲しいときは生クリームか牛乳)…大さじ2(30ml)
- ご飯…小盛り(100g)
【作り方】
- 鶏むね肉は厚さ3mmくらいの削ぎ切りにする。
- ボウルに①の肉を入れ、片栗粉を入れて薄く均等にまぶす。
- フライパンにオリーブ油をひき、玉ネギ、シメジを炒める。赤ワインを注いだら強火にし、アルコール分を飛ばす。
- トマトケチャップ、中濃ソース、水を入れて煮立たせる。
- ②の肉を加えてさらに加熱し、とろみが出てきたら仕上げにヨーグルトを加え煮立ったら完成。
- 皿に⑤をご飯と一緒に盛り合わせる。
【ポイント】
栄養ポイントはココ!
一般的にストロガノフは普通に作ると脂質が多く、絞る時は避けたい料理。ですが今回は牛肉代わりに鶏むね肉、固形ルウでなくケチャップやソース、ヨーグルトを使用。コクがあるのに低脂肪に抑えられています。(管理栄養士 河村玲子さん)