トレーナーの「週1ケーキデー」を続けても太らない食事術|いいカラダをキープする食事術

ボディメイクのため食事にも気を配りたいけれど、普段は仕事に家事にと忙しい。そこで意識したいのがメリハリ。いいカラダのあの人は、頑張りすぎてないんです。今回の食事術を教えてくれたのは、トレーナー・おきゃなさん。

取材・文/黒田創 撮影/角戸菜摘

初出『Tarzan』No.813・2021年6月24日発売

おきゃな

週1のケーキデーで、目いっぱい食べる

見るからにいいカラダの持ち主の彼女。それもそのはず、トレーナーのおきゃなこと山本花菜さんは、3年前に『NPCJ WORLD LEGEND CLASSIC』というコンテストのビキニクラスAカテゴリーで初出場優勝を果たした強者だ。

ならば食事もさぞかしガチンコ…と思いきやご覧の通り。元パティシエで大のケーキ好き。なんと週に一度は、話題のスイーツを求めて3~4軒ハシゴし、目いっぱい食べているという。

「1日にケーキ10個なんて日もザラ(笑)。でもそういう日は朝、必ずきっちりとトレーニングして、朝食にはプロテインやメカブなどを摂って、腸内環境を整えてから挑むんです」

おきゃなさんの食事例

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DAY_1

おきゃな

ケーキデーだからこそ朝はプロテインでタンパク質補給。この日は東京・代々木上原の人気のカフェでパフェとミルフィーユを堪能した。最近はカヌレのお取り寄せに夢中。夜はサラダでカロリーオフ。

DAY_2

おきゃな

翌日は調整食。ほぼ毎日食べる「おきゃなサラダ」はレタスにパプリカやキュウリ、トマト、リンゴ、高タンパクのカッテージチーズ、ボイルした鶏胸肉をオン。夜はサーモンにメカブを合わせたもの。

パティシエ時代は超激務の毎日。朝昼兼用のおにぎり2個を食べたら、次に口にするのは終業後の真夜中に食べる店のケーキの残り。そんな生活を数年続けた結果、体脂肪率は40%に達し、カラダもブクブクに。

「仕事に限界を感じて接客業に転職した頃、知人の勧めでジムに通い始めたんです。そこで筋トレに目覚め、ガンガン鍛えていたらトレーナーさんに“大会に出たら?”と言われ…。それでたまたま優勝しちゃいました」

優勝時の体脂肪率は6%にまで減った。見事な変身ぶりだ。

「今は指導の傍ら毎日30~45分ほどの筋トレやファンクショナルトレーニング。ケーキデー翌日は白湯や、タンパク質を加えたオリジナルレシピ“おきゃなサラダ”、サーモンにメカブを合わせたものなどを摂って調整しています。

“今自分のお腹に何が入っているか”を意識すれば自然と食べるべきものが見えてくる。メリハリをつければストレスなく食を楽しめます!」