【私の名品】元サッカー日本代表・中澤佑二のバックパック&長靴
あのアスリート、著名人たちに聞いたフィットネス&アウトドアにまつわる私的な名品。今回話を伺ったのは、元サッカー日本代表・中澤佑二さん。
取材・文/黒田創 撮影/本城直季 ヘア&メイク/石上三四郎 衣装協力/Carhartt WIP(問い合わせ先/Carhartt WIP Store Tokyo tel. 03-3402-9810)
初出『Tarzan』No.808・2021年4月8日発売
僕のアイテム選びは“質実剛健”。ハードに使えるものが好きです。
〈ブリーフィング〉は20代の頃から。30~40代が持つバッグのイメージがあるけど、何しろ使いやすいし、スーツにもカジュアルスタイルにも馴染むので気に入っています。
若い頃はハイブランドのバッグでした。でも少し汚れたり傷がついただけで「あー、やっちゃった」と落ち込むし、ちゃんとケアもしないといけない。だからやっぱり質実剛健だなって。このリュックには何でもポンポン放り込んでハードに使っていますが、本当に丈夫ですよ。
一番最初に買った〈ブリーフィング〉のバッグはまだ家にあって、いまだに活躍中です。40代になってますますこの良さに気づくことも多いですね。
もうひとつハードに使っているのが〈ザ・ノース・フェイス〉のブーツ。現役引退後、娘が学校でラクロス部に入ったのをきっかけに練習に参加するようになり、そのままコーチになったんです。
最初は動きやすさを考えてサッカー用のアップシューズを履いていたのですが、雨の中練習することもあるので、水が染みない靴がいいなと思い選びました。これ、土砂降りでも防水はバッチリだし、すごく暖かいんです。秋から春にかけてはこれを履いて、同じノースのアウターを着てグラウンドに立っていますよ。
ラクロスは未経験ですが、カラダの使い方やフィジカルトレーニングについては教えることができる。奥の深い競技だなと思っています。