• パンパンに張った脚とデカい背中は強さの象徴。筋肉図鑑 vol.42|上野勇希(プロレスラー)
COLUMN
2021.03.17

パンパンに張った脚とデカい背中は強さの象徴。筋肉図鑑 vol.42|上野勇希(プロレスラー)

プロレスラー・上野勇希

トレーニングの軌跡を偽りなく物語るもの、それが筋肉だ。第42回は、エンターテインメント性を追求したプロレス団体DDTに所属する、上野勇希選手の筋肉に迫る。

【今回の筋肉】上野勇希さん
プロレスラー・上野勇希
身長174.0cm、体重78.0kg、体脂肪率10.7%、骨格筋量39.2kg。1995年生まれ。DDTプロレスリング所属。中学時代は陸上部(長距離)、高校時代は器械体操部と柔術に打ち込む。2016年、プロデビュー。“2.9次元ミュージカル”こと『まっする』にも出演中。

“実用性と見栄え”は両立する。

リング外で闘う「路上プロレス」、歌やダンスなども披露するミュージカル『まっする』(読みは“ひらがなまっする”)などコンテンツの振り幅がDDTの持ち味。でもプロレスラーとしての矜持を裏打ちするのが筋肉です。真に強くなければエンターテインメントは成立しません!

1/20

上野勇希さんの【腕橈骨筋】

プロレスラー・上野勇希

「140kg超えのベンチプレスに挑む時にも必要」。取材当日も撮影前にハンマーカール30kg×10回をこなして、この隆起。

上野勇希さんの【広背筋】

プロレスラー・上野勇希

「器械体操時代のマッスルメモリーが健在!」。背中トレの日は高重量で行うパラレルグリップのラットプルダウンで〆。

上野勇希さんの【三角筋】

プロレスラー・上野勇希

器械体操で習得した壁倒立を今も行う。「昔より全身の筋肉バランスが整い、倒立の安定感アップ。1分半ほど維持!」。

筋肉の“実用性と見栄え”は両立すると考えていて、パンパンに張った脚とデカい背中は強さの象徴。強いプロレスラーはとにかく大きいです。僕が1年半ほど集中的に鍛えているのが腕橈骨筋。ココが太くなると腕全体が太く見えます。

骨格が細く、長距離走をしていた中学時代は学年一ガリガリでした。転機は高校時代、同級生である竹下幸之介のデビュー戦を観に行ったこと。そこで想像を絶する肉体のプロレスラーを前に「僕も一人の男、痩せぎすのままじゃダメだ!!」と。

劣勢にある選手が何度やられても立ち向かう姿に「人間ってスゴいな」と感動し、プロレスにハマりました。

体脂肪率は常に10%前後。

当初描いていたプロレスラー像は体重100kg超え。なのでしこたま食べ続けたら、脂肪がつかずに大きくなりました。栄養を吸収しづらい体質らしく、今も減量期でなくても体脂肪率は常に10%前後。ストイックな食事をしているわけではないですが、多少は健康志向かも。

巡業先のコンビニでご飯を買う時、選ぶものは毎回一緒です。スーパー大麦のおにぎり2つ、ハム、カットサラダ、ノンオイルの青じそドレッシング、カットりんご。定食屋で焼き魚と唐揚げがあれば、迷わず魚にします!

健康ひいては筋肉にとって休養も大事。疲れている時や試合前日にサウナに行くと熟睡できる。睡眠が深い分、翌朝の目覚めも爽快です。

プロレスをもっと多くの人に広めるためにも人目を引くカラダになりたいです。筋肉が大きければ大きいほどいい。コレは間違いない!!

取材・文/門上奈央 撮影/角戸菜摘

初出『Tarzan』No.805・2021年2月25日発売

Special