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こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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「難易度の高いコースをイメージ通りにくぐり抜けたとき、達成感と爽快感に包まれます」4年前のリオ五輪でアジア人初となる銅メダルを勝ち取りアジアのカヌー界を牽引する存在となった羽根田卓也選手。一年の大半を海外で過ごす彼の活力源として欠かせないのが《BASE BREAD》だ。
この日、羽根田卓也選手との待ち合わせ場所は都内のとあるカヌースラローム場。出勤中のビジネスパーソンや犬と散歩する人が行き交うなか、カヌーボートを脇に抱えた羽根田選手が現れた。
川に入るやいなや、周辺の空気が変わる。漕ぎ進めるたびに立つ水しぶき、パドルを振り上げるたびに隆起する腕の筋肉、ゲートをターンするときの華麗な身さばき…一目でわかるトップアスリートの動きに、あっという間に十数人の観衆が川を囲んでいた。
かつて日本ではマイナースポーツであったカヌーが羽根田選手の活躍により、すっかり知られる競技になっている。
「9歳の頃にカヌーを始めたのは、選手だった父親の影響から。実家の周りに川がありましたし、近所には授業でカヌーを習う高校もあるような地域で育ちました」
大自然の中で競技する爽快感に魅了された羽根田選手はカヌーに没頭し、高校3年生にして日本選手権で優勝。高校卒業後、カヌー強豪国であるスロバキアに単身で渡ったことは、人生の大きな転機の一つ。
「生活環境や食習慣が大きく違いますからね。スロバキアは日本のように小鉢で多くの品数を食べるなんてことはなくワンプレートが多い。日本と同じ食感覚のままだと相当キツいです。でも僕は18歳からいたので、なんでもおいしく食べられますよ(笑)。
強いてマイルールを挙げるなら、“食べなければならないもの”をつくらないこと。今も海外遠征が大半ですが、土地によって手に入る食材や調理法が全く違うので、神経質にならず、必要な栄養素を1週間でコンプリートするよう心がけています」
厳格にルール化しないのは、生活におけるストレスを極力減らすため。「必要な栄養が不足すればカラダに負担になり、おいしくないものを義務的に食べればココロの負担になる」とは、羽根田選手の持論だ。
「練習で疲れて帰宅してから、調理するのは正直億劫。料理も実は苦手なんです。そんな僕にとって、必要な栄養を手軽にまとめて摂れる《ベースブレッド》は救世主のような存在です」
《ベースブレッド チョコレート》を一口頰張り「チアシードの食感がいいですよね」と、顔をほころばせる。
「パンなのにオメガ3脂肪酸やビタミン、ミネラルまで摂れるのは本当にありがたい!次の海外遠征時にも必ず持っていきます」
タンパク質27gや必須脂肪酸、26種類のビタミン、ミネラル、全粒粉や大豆由来の食物繊維6〜7gを1食(2袋)に含有。一般的なパンと比べ糖質もカット。1食(2袋)でプレーン312円〜、チョコレート328円〜、メープル344円〜、シナモン344円〜(公式サイトやamazonで購入可)。
取材・文/門上奈央 撮影/内田紘倫 撮影協力/新左近川親水公園カヌー場(江戸川区)
初出『Tarzan』No.802・2021年1月4日発売