• 「レザージャケットがインスピレーションを与えてくれる」(プロレスラー・高橋ヒロム)
COLUMN
2020.06.26

「レザージャケットがインスピレーションを与えてくれる」(プロレスラー・高橋ヒロム)

プロレスラー・高橋ヒロム

まさに“破天荒”という言葉を地でいくようなファイトスタイルで、ツワモノ揃いの新日本プロレスにおいて強烈な存在感を放っている高橋ヒロム選手。そんな彼の個性をさらに引き立てているのが入場時に着用しているレザージャケットだ。

プロレスラー・高橋ヒロム
高橋ヒロム(たかはし・ひろむ)/1989年、東京都生まれ。新日本プロレス所属。2010年のデビュー後、海外武者修行を経てトップレスラーに。今年1月の東京ドーム大会で3度目のIWGPジュニアヘビー王座戴冠。

「これは昨年12月にお披露目した“2代目ちゃん”です。初代ちゃんと同じくニューヨーク・マンハッタンのイーストビレッジにある〈Search and Destroy〉というパンクショップで購入したのですが、手描きの一点モノなので値切り交渉するも一蹴され、かなりいいお値段でした。

でもめちゃくちゃカッコいい店員のおねえさんが初代を買った時のことを覚えていてくれたみたいで、“あんたレスラーでしょ? ワタシの子供、リングで可愛がってやってよ”と後押ししてくれたので勇気を出して買えました」

プロレスラーのコスチュームといえばガウンのイメージが強いけれど、そもそも高橋選手はなぜレザージャケットなのか?

プロレスラー・高橋ヒロム
全体にスタッズやパンクモチーフの絵柄が敷き詰められたインパクト溢れる一着。「他のコスチュームはオーダーメイドなのでサイズやデザインを自分で決められますが、この子だけは既製品なので自分から寄り添ってご機嫌をうかがっていかなければならない存在。そういうところも好きです」。

「自分の闘い方やイメージをストレートに表現できるアイテムがレザージャケットだったから。冬はファーのガウンを羽織りますがちゃんとジャケットも手に持って入場します。“なんで?”と興味を持ってもらえるのも好きなので(笑)。

いずれにしても自分以上にこの子を着こなせる人間はこの世にいないと自信を持って言えますね。だから重いしかさばるけれど、どんな遠征にも必ず持っていきます。このジャケットから“高橋ヒロム”として生きるうえでのインスピレーションを得ています!」

text: Kai Tokuhara photo: Yuichi Sugita illustration: Shinji Abe

初出『Tarzan』No.788・2020年5月28日発売

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