自分だけの一着。アウトドアウェアを3Dスキャンで作るとな!?

スーツやシューズのカスタマイズサービスは一般的。だが、いよいよアウトドアウェアも自分の好みや体型に合わせたオンリーワンの一着が作れる時代になった。革新的な試みを始めるのは、〈ザ・ノース・フェイス〉。

新店舗〈ザ・ノース・フェイス ラボ〉で「141 CUSTOMS（ワンフォーワンカスタムズ）」という名のウェアカスタマイズサービスがスタートした。

店舗内に設置された3Dスキャンシステムを使ってボディデータを収集。3Dアバターと3Dサンプルを使いながら、オリジナルの一着を作り上げていく。ボディデータに合わせて身幅や裾の長さなどが調整でき、表地・裏地、ボタン、ファスナーテープ、ロゴのカラーを豊富に揃った選択肢からチョイス可能だ。

決定したデータは、ゴールドウインの商品開発の中枢である「ゴールドウイン テクニカルセンター」に送られ、専門の職人によって製作される。

カスタムできるのは防水機能を備えた《マウンテンジャケット》、マイクロフリース素材を使った《デナリジャケット》、900フィルパワーの高品質なダウンを採用した《ヌプシジャケット》の3モデル。アウトドア、タウンのどちらでも長く付き合えるウェアが作れるはず！

取材・文／神津文人　撮影／大嶋千尋

初出『Tarzan』No.778・2019年12月19日発売

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