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Vol.9 平日は介護、休日は舞台鑑賞。体力的にもう限界かも【超回復相談室】

他人とは共有できない極私的な悩み。でも、できれば現状を元のレベルに回復させたい。可能であればベターな状態までもっていきたい。その道の第一人者が多種多様なお悩みに答える「超回復相談室」をここに開設!

Q:平日は介護、休日は舞台鑑賞。体力的にもう限界かも。(弁護士・30代女性)

訪問介護の仕事をしています。人手不足で遠方に通うことも多く、往復4時間の移動などあると介護自体が体力仕事なので回復の時間が足りません。2.5次元にハマっており、休みの時に弾丸日帰りで“推し”の舞台を見に行くのが生きがいですが、ますます疲労が溜まってしまいます。すっきり回復したいんですが……。

A:あらためて、優先順位を見直しましょう。

舞台を見に行くのは生きがいですからやめろとは言いません。でも優先順位を見直さないと疲労回復は難しいと思います。

舞台が生きがいで訪問介護はお金を稼ぐ手段だとします。それなら、今の職場に固執せず通勤時間が短くて済む施設で働けば、舞台を見に行く体力が温存できます。逆に訪問介護の仕事にやりがいを感じているんだとしたら、舞台の頻度を調整するしかないでしょう。

舞台がメインで介護が生活の手段なのか、介護がメインで舞台は息抜きなのか。どちらかに腹を決めないと共倒れになります。自分にとって何が一番大事なのかを改めて考えてみてください。(回答・精神科医・労働衛生コンサルタント吉野聡さん)

教えてくれたひと
吉野聡
吉野 聡(よしの・さとし)/精神科医・労働衛生コンサルタント。自身のクリニックでの診療の他、さまざまな職場環境での予防的メンタルヘルス活動に取り組む。

取材・文/石飛カノ イラストレーション/死後くん

(初出『Tarzan』No.774・2019年10月10日発売)

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