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Vol.1 床の上で寝る習慣がつき、背中が痛くて仕方ありません【超回復相談室】

他人とは共有できない極私的な悩み。でも、できれば現状を元のレベルに回復させたい。可能であればベターな状態までもっていきたい。その道の第一人者が多種多様なお悩みに答える「超回復相談室」をここに開設!

Q:床の上で寝る習慣がつき、背中が痛くて仕方ありません。(イタリア料理店シェフ・40代男性)

修業時代に店の床で眠る習慣がついてしまい、さすがに今は家で寝ますがベッドに入ってもうまく眠れず、つい床で寝てしまいます。

ベッドで不眠になるより床で寝たほうが身のためと思ってますが、しかし朝起きるとカラダが痛い。背中バキバキで、ちゃんと回復してるか迷います。私はどうしたらよいのでしょうか?

A:床に寝転がるとき、隣に布団を敷いておきましょう。

床の冷たい感覚と眠気が条件反射的にマッチして、その方が入眠しやすい状態になっているようですね。背中がバキバキになるのは寝返りが打ちにくくて圧が一定のところに集中するから。床とカラダの隙間を埋められていないことも原因です。

床に寝転がるとき隣に布団を敷いておき、眠気を感じたら布団に移動する。これを繰り返していくことで、布団の中でも入眠できるようになると思います。(回答・パーソナルトレーナー坂詰真二さん)

答えてくれたひと
坂詰真二
坂詰真二さん/スポーツ&サイエンス代表。NSCA認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト。同認定トレーナー。運動指導、指導者育成、メディア活動に尽力。

取材・文/石飛カノ イラストレーション/死後くん

(初出『Tarzan』No.774・2019年10月10日発売)

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