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こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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どこかの姫と見紛うほど麗しい元新体操選手・畠山愛理さん。さすがの身のこなしで何かを投げている。実はこれ、5月に発表された“まくら投げ”競技の新ビジュアルだ。
まくら投げといえば、修学旅行の隠れ恒例行事。学生時代、はしゃぐ同期を横目にやり過ごした人も、少しは憧れがあるはず。そんなまくら投げが、実は立派なスポーツになってるって知ってた?
2010年、静岡県伊東市の高校生のアイデアから競技となり、3年後には第1回大会を開催。いまや毎年約600人の参加者が集う。
ルールはざっくり、(1)8人制で相手選手にまくらを当てて“就寝”させた方が勝利、(2)2分1セットの3セットマッチ、(3)リベロなど各人に役割が与えられる。他にも“修学旅行中”の設定に基づくユニークなルールがあり非常に奥深い。
「数年以内に伊東市でまくら投げW杯を開催します!」と競技発祥の地・伊東市の小野達也市長は宣言する。次々回、東京開催のオリンピック種目に含まれる前に、トライしておこう!
取材・文/木戸智士
(初出『Tarzan』No.767・2019年6月27日発売)