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いま着たい服、使いたいもの全部【Tarzan Locker-Room】|January 10, 2019

『ターザン』本誌のファッション連載〈ロッカールーム〉より、旬のアイテムをお届け。今年もやってきた極寒の季節。頼もしい一着をワードローブに加えよう。

装備が重くなる冬こそカラフルに

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ダウンにセーターなど、いよいよ極寒と対峙する季節が到来。スタンダードは外さず、今年はややポップに色で遊びたい気分だ。左上から時計回りに、〈ハンティング・ワールド〉のアイコン的ダッフルバッグ《バチュー サーパス》に、サンフランシスコの老舗サインショップ、New Bohemia Signs出身の職人が大胆にペイント。178,000円、問い合わせ/ハンティング・ワールド帝国ホテル店 (TEL)03-3501-7080。

身頃の部分にレザーを使った〈シュプリーム/ショット〉のダウンジャケット。袖を外してベストとしても着用できる。鮮やかなイエローの発色が最高。85,000円(※予定価格)、問い合わせ/シュプリーム (TEL)03-5456-0085。

〈アメリカン トレンチ〉のクラシックなドレスリブソックス。3,500円。アッパーのシボ革が重厚な〈アレン・エドモンズ〉のウィングチップシューズ。ダイナイトソールだからタフで雨にも強い。72,000円、共に問い合わせ/ユーソニアン グッズ ストア (TEL)03-5410-1776。

あの名作シルエットをアメリカ製で忠実に再現!〈リーバイス®ビンテージ クロージング〉のリジッドデニム《606》。20,600円、問い合わせ/リーバイ・ストラウス ジャパン (TEL)0120-099501。

〈ジ エルダー ステイツマン〉のカシミヤニットは超ふかふかで確かにこれは上質だと納得。カラフルなボーダー柄も素材がいいから大人にこそ似合う。98,000円、問い合わせ/サザビーリーグ (TEL)03-5412-1937。

寒さも吹き飛ぶU.S.A.!なニット

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〈CK カルバン・クライン〉らしい大胆なアメリカンフラッグカラーを、これまたインパクト大のストライプで仕上げたタートルネックのニット。ぱっと見ハードルの高いアイテムだが、梳毛ウール100%の柔らかで光沢のある質感だから不思議とシックに着こなせてしまう。この冬は思いきって共地のスカーフを巻き、気分を上げて冬ファッションを謳歌しよう。

29,000円、ストール22,000円、共に問い合わせ/オンワード樫山 (TEL)03-5476-5811。

大人のためのトラックパンツ

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穿いててラクなスポーティなウェストゴムのパンツにはつい反応してしまうが〈ステラ マッカートニー メンズウェア〉のフランネルのものともなれば別。シックでどんなトップスにも合わせやすく、怠惰な気持ちでは選べない。トラックスーツからヒントを得つつ、英国のテーラリングで仕上げているからオジサン臭くもならない。真っ白なスニーカーと合わせたい。

81,000円、問い合わせ/ステラ マッカートニー (TEL)03-4579-6139。

肩の凝らないダッフルコート

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ここ数年でダッフルコート欲が再燃。なかでもグッとくるのが〈オーラリー〉のビッグダッフルコート。生後5か月までのモンゴル産キャメルヘアを使っていて、とにかく柔らかくて軽い! ダッフルコート特有のあの重量感だけは苦手という人も衝撃を受けるはず。今着たい、肩の落ちる大きめのシルエットもだらしなくならず都会的に見えるところもさすが。長く付き合える一着だ。

108,000円、問い合わせ/オーラリー (TEL)03-6427-7141。

韓国からやってきたストリートモード

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ロンドンのロイヤルカレッジオブアートでテーラードを学んだ韓国人デザイナーによる新ブランド〈サカシー〉が上陸。超ビッグなサイズ感に、前を閉めると立体的になるレイヤード風のデザイン、そして晴れ晴れとしたブルー。これでもかと今の気分が詰まったジャケットはどうしたって無視できない。ウールなどのほっこりした素材が活躍する季節にピリッとひとさじモードを。

52,000円、問い合わせ/レショップ青山店 (TEL)03-5413-4714。

これは絶対逃したくない。チェック×チェックのストール

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ここ最近で一番胸が熱くなったコラボレーションは間違いなく〈ゴーシャ ラブチンスキー〉と〈バーバリー〉のカプセルコレクション。これぞ〈バーバリー〉なボルドーカラーのマフラーも異なる2枚のチェック柄を合わせてここまで遊びを利かせるとは。リバーシブルのように使うもよし、2本巻きのように見せるもよし。冬の装いは巻きもので決まると言っても過言ではない。

86,000円、問い合わせ/コム デ ギャルソン (TEL)03-3486-7611。

80年代の名作がモダンになって復活!

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〈セイコー〉と工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロとのコラボレーションアイテム《スピードマスター》が復刻。回転させるだけでファンクションが切り替わるギミックや、運転時にも見やすい傾斜の付いた液晶など機能美の詰まったオリジナルデザインを忠実に再現。〈バーニーズ ニューヨーク〉別注のオールブラックの液晶はさらに都会的で2018年仕様。

39,000円、問い合わせ/バーニーズ ニューヨーク (TEL)0120-137007。

配色がシティな2018年冬セット

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ノルディックな小物はやっぱり冬のテンションが一気にアガるが、どうしてもほっこりしがち。でも、〈ホワイトマウンテニアリング〉ならばモダンな色使いとエッジのある柄がスマートで、街にもすんなり溶け込む。せっかくだからニットキャップと手袋をセットで。スポーティなブルゾンに合わせたい。

ニットキャップ13,000円、グローブ6,000円(グローブの柄が一部変更予定)、共に問い合わせ/ホワイトマウンテニアリング (TEL)03-6416-9110。

大人も欲しいイギリスの木製パズル

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ホリデーシーズンの到来。キッズのプレゼント選びに迷ったらちょっとレトロな〈ジョージ ラック〉の木製パズルはどうだろう? 男の夢が詰まった消防車の柄は2重構造。ドアを開けてファイヤーマンを座らせて……と、その立体的な作りに大人だって感心してしまう。イギリスのグッドトイ賞を受賞したこともあるブランドというから自分用にも買って家に飾るのもアリだ。

5,800円、問い合わせ/ロンハーマン (TEL)03-3402-6839。

浮かれてないクリスマスニット

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クリスマス気分をコーディネートに取り入れるなんて子どもじゃないんだから! と思ってしまうが、〈ジョン スメドレー〉にトナカイやプディングの茶目っ気ある柄を発見したら考えを改めるだろう。ベースの色はダークトーンだからシックで浮かれた印象にならないし、もちろんいつもお世話になっているあの上等な肌触りは健在。冒険もたまにはいい。

各34,000円、問い合わせ/リーミルズ エージェンシー (TEL)03-5784-1238。

チェックな財布は最高のアクセサリー

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〈マルニ〉と〈ポーター〉の《EXPLOLER》をテーマにしたコラボレーションコレクションの第10弾が登場。〈マルニ〉らしいポップなプリントもこっくりとした色合いで冬のムードに衣替え。ネックストラップで首から財布を掛ければ、落ち着いた寒い季節の装いのちょっとしたアクセントになってくれる。

カードケース15,000円、ネックストラップ7,000円、ロングウォレット30,000円、以上問い合わせ/マルニ ジャパン (TEL)03-6416-1024。

フランネルでいい夢見ろよ!

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スウェットにTシャツ、寒ければさらにパーカを重ねて、と地味になりがちな冬の寝巻き事情。それではちょっと味気ないから〈スリーピー・ジョーンズ〉のチェックのパジャマを投入しよう。暖かなフランネル素材はパジャマになっても素肌に快適。軽快なチェック柄はこのまま外へ出ても様になる。コートを羽織って近所にコーヒーでも買いに行きますか!

23,000円、問い合わせ/THE MOTT HOUSE TOKYO (TEL)03-6325-2593。

今季もやっぱり欲しいタバコ色のコーデュロイ

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コーデュロイを今穿くならば、この〈ブルックス ブラザーズ〉のパンツのようにワイドすぎず、スキニーでもない、ややゆったりとしたシルエットが正解だ。プリーツフロントのクラシックな腰まわりも、タバコ色と呼びたくなるような金茶色も洒落ている。思わずローゲージのざっくりとしたニットや、表情のあるシボ革のレザーシューズを合わせたくなってくる。

15,000円、問い合わせ/ブルックス ブラザーズ ジャパン (TEL)0120-185718。

新調するなら原点回帰な一着

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冬になると絶対無視できないダウンジャケット。毎年あれこれと新しいデザインが登場するが、今気になるのは逆にちょっとオールドスクールな〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉の一着。ポケットのフラップ部分にまでこれでもかと詰まったダウンは、見た目からすでに頼もしい。ポケットの中には柔らかくて保温力のあるフリース素材が使われているからグローブいらず。

55,000円、問い合わせ/ナナミカ マウンテン (TEL)03-5728-6550。

※製品情報は全て公開当時のものです。

photos: Tomoo Ogawa styling: Shinichi Sakagami text: Ryoko Iino edit: Kyosuke Nitta

(初出『Tarzan』No.755・2018年12月13日発売)

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