• 張らずにできるスラックライン。初心者も安心して楽しめる《Gililita スラックレール》
COLUMN
2018.11.27

張らずにできるスラックライン。初心者も安心して楽しめる《Gililita スラックレール》

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優れた発明というのは、ひょんなところから生まれるもの。

この《スラックレール》を手にし、実際に使うほどにそんな思いがどんどん強まっていくのだ。

これを作った高島勇夫さんは、東京の桐ヶ丘という地で地域振興のために公園にスラックラインを張り、子供たちが遊べるイベントを開催していた。その過程で彼自身もスラックラインに夢中になるのだが、設置場所の問題や設備のコスト面など、都市部ではこのスポーツを気軽に楽しめないのが実情。

そこで、長年玩具メーカーに勤め、現在は〈ジリリタ〉という玩具雑貨やOEMグッズのメーカーを営む高島さんは、老若男女問わず気軽にスラックラインができる器具を、と開発に着手した。

落下する心配のないスラックライン

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《スラックレール》2,800円。商品サイズは900×60×25㎜。丸めるとさらにコンパクトになる。重量約200g(本体およびジョイントパーツ含む)。カラーはイエロー、ブラック、レッド、ブルー。問い合わせはスラックレール公式ページ(https://slackrail.jp)の問い合わせフォームより。

試行錯誤の末、カマボコ形の長いゴムを直接床や地面に置き、その上をラインと同じように渡るタイプの《スラックレール》が完成。これなら従来のスラックラインのような落下の心配はなく、子供からお年寄りまで安全に使うことができる。

素材に使ったNBRという発泡ゴムはクッション性と耐久性、安全性を備えており、ホースのように丸めて持ち運んだり、くりぬかれた両端にもう1本のスラックレールをジョイントできるのがポイント。乗ったときの不安定さもスラックラインに非常に近い。

室内でも長さ900mmなら敷いて練習できるし、公園など広い場所であれば何本も繫いで長いレールを作ることが可能だ。設置や撤去の手間はかからないし、ゴム製だから汚れてもジャブジャブ洗える。

スラックラインの可能性を広げる

スラックライン練習はもちろん、幼児の発育促進やお年寄りのリハビリまで使い道は幅広い。

高島さんが子供たちに使ってもらったところ、電車のレールのようなコースを作ったり、2本のレールを並べてその上を渡ったりと、想定していなかった自由な使い方に気付かされたという。使う人の発想次第で、体幹やバランス、集中力や姿勢の強化といったスラックラインの要素をより自由な形で楽しめるというわけだ。さらには、床に敷いてフォームローラー代わりに使うのもOKだ。

使ってみると、ボルダリングジムなどに行かないと難しいスラックラインの練習が本当に簡単にできる。

何よりバランスをとりつつレールを渡るのは楽しいし、筆者の6歳になる息子も失敗しながら何度も繰り返し渡っていた。このシンプルなラインの可能性は、今後もっとさまざまな分野で広がっていくかもしれない。


取材・文/黒田 創 イラストレーション/羽鳥好美
(初出『Tarzan』No.754・2018年11月22日発売)

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