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いま着たい服、使いたいもの全部【Tarzan Locker-Room】|November 22, 2018

『ターザン』本誌のファッション連載〈ロッカールーム〉より、旬のアイテムをお届け。
そろそろ準備を始めたい冬の装い。今年はどんなものを着ましょうか。

大人のためのセットアップ

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グレーのスウェットのセットアップは10代に卒業したという人も、〈ステラ マッカートニー メンズウェア〉のものともなればどうだろう。メランジフェルト地のふかふかとした上質な肌触りは大人の特権。ルームウェアとして独り占めするのもいいが、都会的なシルエットはジムへの道中にも映えるはず。

スウェットシャツ89,000円、スウェットパンツ97,000円、共に問い合わせ/ステラ マッカートニー (TEL)03-4579-6139。

まったく新しいのにクラシックなダウン

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今年もインナーダウンにお世話になる季節がやってきた。なかでも、この手があったか!と思わず膝を打ったのは〈ポロ ラルフ ローレン〉の一着。ラガーシャツ型のダウンジャケットはかなりの変化球だが、ネイビーとイエローの配色でスタンダードなプレップスタイル。ワードローブにもすんなり馴染んでこれは名作の予感。バックには16番の背番号が堂々と。

45,000円、問い合わせ/ラルフ ローレン (TEL)0120-327420。

この冬も愛すべき開襟シャツを

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すっかり定番となった開襟シャツ。それでも、冬には意外と出番がなかったなと思ったところにネル地で仕立てた冬仕様を〈インディビジュアライズド シャツ〉で発見。さすがはアメリカが誇るシャツテーラーだけあって、往々にしてカジュアルになりがちなネルチェックの柄にも品が漂う。カラーはどんな色味のセーターにもしっくりとくる、深いブルーがよさそうだ。

26,000円、問い合わせ/メイデン-カンパニー (TEL)03-5410-9777。

正統派なミリタリーラストに再会

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表情のあるシボ革を使った渋いオックスフォードシューズは、冬には持っていたい一足。〈バーニーズ ニューヨーク〉が〈クロケット アンド ジョーンズ〉のアーカイブから別注した《ミリタリーラスト210》は、ラウンドトウやダイナイトソールのボリュームある男らしいディテールに心惹かれる。細めのパンツでまずは綺麗に履きたいところ。

79,000円、問い合わせ/バーニーズ ニューヨーク (TEL)0120-137007。

冬の装いにモードを少々

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襟元のコーデュロイやボックスシルエットなど、随所に往年のファイヤーマン的ディテールが見えるジャケットは〈コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン〉の逸品。シックなネイビーカラーやリフレクター使いで野暮ったさは一切なく、生地に撥水のラミネート加工を施したエステルウールを使用して機能性も申し分なし。フードは取り外し可能だ。

130,000円、問い合わせ/コム デ ギャルソン (TEL)03-3486-7611。

あのコラボに新作が登場

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装いが暗くなる冬だからこそバックパックは軽快な色に衣替えを。2013年よりコラボレーションを続けてきた〈マルニ〉と〈ポーター〉のコレクションに「Explorer」をテーマにしたアイテムが登場。ガシガシ使っても頼もしいナイロンオックスフォード素材に、〈マルニ〉らしい遊び心ある格子柄をここまで鮮やかにプリントできるのは、日本の印刷技術のなせる業。

54,000円、問い合わせ/マルニ/マルニジャパン (TEL)03-6416-1024。

わかる人にはわかる、技の利いたジャケット

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大人が冬にチェックを着るならば、正々堂々とジャケット。〈エリコ フォルミコラ〉は数々の名だたるブランドの服を仕立ててきたデザイナーが、自身の名を冠して2008年にナポリでスタートしたブランド。伝統を踏まえつつ、パッチポケットや段返りの3つボタンなどアメリカンな要素を匂わせる洒落た一着だ。

123,000円、問い合わせ/ワイルド ライフ テーラー (TEL)0120-298133。

大人のための遊びニット

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見た目はポップなんだけどつくりは上等、なんてものにめっぽう弱い。〈CK カルバン・クライン〉のモックネックセーターは、まさにそれ。首元のオレンジと裾のブルーのカラーブロックが効いていて、冬のダークトーンな装いにピリッとスパイスを入れるのに重宝するアイテムだ。カシミヤ混のウールの肌触りは上質そのもので、実は大人にこそ似合うニットだといえよう。

31,000円、問い合わせ/オンワード樫山 (TEL)03-5476-5811。

行儀のいいワークパンツ

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〈メゾン キツネ〉が定番的に作っているベイカーパンツは正直ノーマークだったかもしれない。クラシックな格好にも似合う落ち着いたダークネイビーに、ややテーパードのかかったシルエットとサイドアジャスター。ワーク色の強い粗野なイメージのアイテムも、パリのエスプリが利くとここまでクリーンな印象になってしまうのはさすが。

28,000円、問い合わせ/メゾン キツネ (TEL)0120-667588。

やっと見つけた、シンプルなシルク

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東京発・奈良産のジャパンブランド〈シックストックス〉のシルク素材のソックスは、ありそうで意外とないシンプルを極めたデザイン。素肌に心地よい肌触りはもちろん、痒いところに手が届く豊富なカラバリでまとめ買い必至。オレンジの「キャロット」やピンクの「コスモス」など、気が利いたネーミングで、ちょっとした贈り物にもいい。

各1,800円、問い合わせ/ノーデザイン (TEL)03-6677-7208。

ぐんぐん歩けるスマートなブーツ

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1881年の創業以来、靴生産の聖地・英国ノーザンプトン州で愚直に靴作りを続ける〈ソロヴェアー〉は、イギリスで初めてエアクッションソールを製作した由緒あるブランド。〈プロップス ストア アネックス〉が別注したダービーブーツはブルーベリーと呼ばれる深い紺色で、吸い付くようにやわらかなスエードを使用。丸さとボリュームを抑えたシルエットもニクい。

34,000円、問い合わせ/プロップス ストア アネックス (TEL)03-3796-0906。

冬こそアメリカ! なスポーツ気分

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秋が来たかと思えば、時折感じる冬の匂い。今季も引き続き気分はクラシック。ハイテクもいいけれど、高らかにアメリカ! と叫びたくなるようなオールドスクールなアイテムを身につけて、寒さに負けずに行こうじゃないか。80sの〈ナイキ〉の名作バスケットシューズのオリジナルモデルを現代的にアップデートした一足は、トリコロールのNBAカラーがご機嫌。《エア フォース 1 ハイ》11,000円、問い合わせ/ナイキ カスタマーサービス (TEL)0120-645377。

せっかくジムバッグを新調するならば、晴れ晴れとした赤を。大胆にロゴが入った〈シュプリーム〉のボストンバッグ。23,000円、問い合わせ/シュプリーム (TEL)03-5456-0085。

ついつい白に手が伸びるお馴染みのロンTも濃紺でシックに。シャツを羽織ったときに袖からリブを覗かせてもアクセントになる。〈キャンバー〉のロングスリーブTシャツ。5,000円、問い合わせ/ダメージドーン2nd (TEL)03-6434-0287。

1961年にノースカロライナで創業し、今もなおmade in USAを守る〈ツインシティーニッティング〉の古き良きチューブソックス。1,400円、問い合わせ/サンタモニカ 渋谷店 (TEL)03-3462-1984。

セーターや肉厚なクルーネックスウェットの下にさっと着られる、カットソーのように気軽な〈ギルダン〉のスウェットパーカ。4,000円、問い合わせ/ワープ (TEL)03-3408-6834。

その他は私物。

※製品情報は全て公開当時のものです。

photos: Tomoo Ogawa styling: Shinichi Sakagami text: Ryoko Iino edit: Kyosuke Nitta

(初出『Tarzan』No.753・2018年11月8日発売)

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