運動前のパフォーマンスアップ!|のびのび〜ストレッチ vol.9
秋といえば快適な気候でカラダを動かしたくなるシーズン。でもスポーツやアウトドアを楽しむ前に、やっておきたいことがある。「のびのび〜ストレッチ」第9回は、「運動パフォーマンスアップ」のストレッチ。3種目のストレッチで、カラダを動かす準備は万端!
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 ヘアメイク/村田真弓 スタイリスト/高島聖子 監修/坂詰真二
読書の秋や食欲の秋もいいけれど、『ターザン』読者の秋といえば、やっぱりスポーツ(であって欲しいな)! 朝晩の風は気持ち良くてランニングに最適だし、山へ行けばひんやりとした風が秋を感じさせてくれる。
暑さによるだるさも忘れるころになったので、いよいよ運動スイッチをオン。と、その前にストレッチをお忘れなく。いくつもの筋肉を複合的に使ってテンポよく動的ストレッチを行えば、筋肉も温まってパフォーマンスが上がるはず。
1. ラテラル・ツイスト
(1)両脚を肩幅に開いて立つ。左腕を右側に伸ばし、左肘の外側に右腕の前腕を下からかける。
(2)右脚に体重を乗せ、カラダを右側にゆっくりとひねり、左腕は伸ばしたまま右腕の前腕をカラダに向かって引いて10秒キープ。肩・上腕・脇腹・股関節のストレッチ。左右1〜3セット。
2. ベント・フォワード
(1)脚を腰幅に開いて立つ。両手をカラダの後ろで組んで下に引き、胸を開く。
(2)お辞儀をするように股関節ごと曲げ、上体を前に倒す。膝は軽く曲げること。両腕を天井方向に伸ばすして、肩、腰、お尻、腿裏を気持ち良く伸ばす。10〜30秒キープ。
3. ツイスト&スイング
(1)両脚を肩幅に開いて立つ。両腕を肩の高さで横に伸ばし、手のひらを下に向ける。
(2)右脚に体重を乗せながらカラダを右にひねり、左腕は右肩に、右腕は背中側から腰に巻きつける。これを左右交互にテンポよく繰り返す。肩・腕・胸・脇腹・股関節のストレッチ。10回×1〜3セット。