運動不足が原因! 腿のだるさ改善|のびのび〜ストレッチ vol.8
脚のむくみ、だるさは下肢に溜まった老廃物が原因。普段からあまり歩かず、運動不足の人は脚がむくみやすいんです! 「のびのび〜ストレッチ」第8回は、「脚のだるさ」を改善するためのストレッチ。3種目をしっかり覚えて、むくんだときにも試してみよう!
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 ヘアメイク/村田真弓 スタイリスト/高島聖子 監修/坂詰真二
1日椅子に座っていただけなのに、腿の前側が重くてだるい。階段を上がる時の一歩が重くてツライ…。そんな脚のだるさを訴える人は、むくみがちな女性は多い。
そもそも脚のだるさを引き起こす原因は、下肢に溜まった老廃物。もっとも、運動量の多い人であれば“第二の心臓”とも呼ばれるふくらはぎの筋肉を使って、ポンプのように老廃物を心臓に送り返すことができるため、だるさは引き起こしにくい。
けれど、普段の歩行数が少ない人はそのポンプが発動せず、下半身に老廃物が溜まってしまうというわけ。そこで眠っているふくらはぎを目覚めさせようというのが今回のストレッチ。マッサージをするように、心地よく繰り返すのがコツ。
1. スタティック・ウォーク
(1)腰幅で立ち、膝と肘を軽く曲げる。
(2)ま先をつけたままその場で足踏みをするように、左右交互にかかとを床から高くゆっくり、リズミカルに浮かせてふくらはぎを刺激する。このとき腰の高さは変えないこと。30秒間行おう。
2. レッグ・シェイク
(1)つま先を立てた状態で片脚を伸ばし、もう片脚の膝を軽く曲げて床に座る。両手は後方につき、カラダを支える。
(2)曲げた脚のふくらはぎを床に叩きつけるように一気に膝を伸ばし、逆脚と入れ替える。1秒に3〜4回のペースでペタペタとリズミカルに繰り返す。30秒間行おう。
3. バット・キック
(1)床にうつ伏せになり、すねの下に厚手のクッションを置く。片脚の膝を90度に曲げる。
(2)曲げた脚のひざ下をクッションに叩きつけるように一気に下ろす。同時に脚を入れ替え、左右交互にテンポよく繰り返す。1秒2回ペースで30秒。