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アメリカンビーフの“完璧”な焼き方を管理栄養士が動画で実演! |『Tarzan』800号連動企画
管理栄養士・河村玲子さん&トレーナー・白戸拓也さんによる、アメリカンビーフの調理講座をオンラインで開催。『ターザン』の2つのメンバーシップ「CLUB Tarzan」、「TEAM Tarzan」のメンバーが参加したイベントの様子をレポート!
今日から実践できる、アメリカンビーフの美味しい焼き方。
適度なサシが入った鮮やかなチェリーレッドの赤身が、見た目にも美しいアメリカンビーフ。和牛に比べて脂質やカロリーが低いうえに、カラダ作りに不可欠なタンパク質、鉄分、亜鉛、ビタミンB群が豊富に含まれている優秀食材だ。

そんなご馳走も、下準備なしに火を通すと肉がギュッと硬くなり、残念な焼き上がりになることがある。せっかく食べるなら、完璧な状態で焼きたい! というメンバーの声に応えるべく、「アメリカンビーフの美味しい焼き方講座」が開催された。ナビゲーターは本誌でもお馴染みの管理栄養士・河村玲子さんと、トレーナー・白戸拓也さん。
アメリカンビーフの秘めたる栄養素を学ぶ。
美味しい焼き方講座に先立ち、まずはスライドショーを使ってアメリカンビーフがトレーニングと相性のいい理由を河村さんと白戸さんが解説。 「アメリカンビーフの特徴は、大きく3つあります。1つ目が良質なタンパク質であること。2つ目が、筋肉作りと非常に相性がいいこと。そして3つ目が貧血予防にもなるということです。ボリューム満点のアメリカンビーフは、脂質とカロリーが和牛よりも低いうえに、トレーニーに欠かせないタンパク質、ビタミンB群、亜鉛、鉄分といった栄養素も豊富。そのため、筋トレ後の栄養補給にうってつけなのです」(河村さん)
アメリカンビーフを焼いてみる。
アメリカンビーフの栄養素について学んだ後は、いよいよお肉の美味しい焼き方講座がスタート!

「お肉を焼く前にやっておくべき処理が2つあります。まず1つが、お肉を常温に戻しておくこと。冷蔵庫から取り出したお肉は、約6〜8℃。このまま熱いフライパンに乗せると、表面だけが焼けて、中心部分が生焼けになる可能性があります。必ず焼き始める30分〜1時間前には冷蔵庫から取り出しておきましょう。 そして2つ目が、焼く10分前に塩を振っておくことです。アメリカンビーフは和牛と比べると脂質が少ない代わりに、水分が多く含まれます。塩をふることで表面の余分な水分を取り除き、焼いた時に綺麗な焼き色をつき、香ばしい香りが漂います。肉の重量の0.8〜1%を目安に塩を振っておきましょう」(河村さん)

「フライパンを弱火にかけて温めたら、油を入れます。そこにスライスしたニンニクを投入し、香りが出たらお肉を入れます。15〜20秒ほど焼いたら裏返し。これを何度も繰り返して裏表均等に焼き、中心部まで火を通していきます」(河村さん)

「ステーキを柔らかくジューシーに仕上げるには、アクチンが固まらない温度である50〜60度の間で肉を仕上げるのがポイント。肉をフライパンから下ろした後にもアルミホイルで包んで余熱で火を通すため、中心温度をミディアムなら48度、ミディアムレアなら55度、ウェルダンなら68度に仕上げるようにしましょう」(河村さん)

「アルミホイルに包んで10分ほど休ませます。休ませることで中心まで温度が上がると同時に、肉汁が中心に向かって広がっていくのです。この工程を省いてしまうと、切った瞬間に肉汁とともに旨味が流れ出てしまいます」(河村さん)
ソースをかけて完成! お味は…?

お味はいかがですか? 白戸さん。

「表面はパリッとしていますが、中はジューシーですね。いただきます! う〜〜ん。肉の旨みがすごいです。ご馳走ですね! トレーニングをした日は体内のアミノ酸スコアを高めておく必要があるので、このビーフはとってもいいと思います」(白戸さん) 白戸さんが実食をするなか、質問コーナーへ。参加者からの質問をご紹介します。
最後は、イベント参加者全員に配られたアメリカンビーフTシャツを着てハイチーズ!

アメリカンビーフ500gが当たるキャンペーン!
アメリカンビーフを美味しく焼いた様子をInstagramに投稿してくれた人のなかから、抽選で3名の方にアメリカンビーフ500gをプレゼント! イベントに参加できなかった人もどしどし投稿ください。詳しくは下記をチェック。低脂質・高タンパクなアメリカンビーフを美味しく食べて、理想のカラダを作ろう!
- 投稿締切:2021年1月11日
- 賞品:サーロイン500g(ステーキカット)
- 当選者数:3名様
- 応募条件:Instagramでアメリカンビーフを美味しく焼いた写真に「#アメリカンビーフ #Tarzan #ビーフでパワトレ」の3つのハッシュタグをつけて投稿。
※当選結果の発表は、当選者へのダイレクトメッセージのご連絡にてかえさせていただきます。
取材・文/黒澤祐美