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東大卒クイズ王・伊沢拓司さんは「寝やすいモードに自らをマネジメント」
伊沢拓司(いざわ・たくし)/1994年生まれ。テレビで見ない日はない東大卒クイズ王。webメディア『QuizKnock』の編集長を務め、登録者数142万人の同YouTubeチャンネルでも活躍。『勉強大全』(KADOKAWA)など著書多数。
休む間もなく身と心を酷使しているように見える5人に聞いた、体力&気力回復メソッド。今回は、テレビで見ない日はないほど大活躍の東大卒クイズ王・伊沢拓司さんです。
短時間も無駄にしないために。
2020年上半期のTV出演本数は100本以上。さらにユーチューブ配信など、毎日相当ハードな働きぶりの伊沢拓司さん。曰く、基本的には常にONモードで過ごしているという。
「一度オフにするとダラダラする性格なので、やることがたくさんある間はオフにできない(笑)。今までは短時間睡眠でも乗り切れたのですが、それだとカラダが持たないし、クイズへの勘も鈍ります。だから少しでも空き時間があれば眠る。スッキリしますよ」

しかしどんな環境でもすぐ入眠できるタイプではない。そこで「寝やすい」モードに自らをマネジメントする。
「アンビエント系の音楽をかけながらだとよく眠れるので、少しだけ寝ようと思ったらイヤホンで流す。これを決めていると新幹線でもタクシーでもスーッと入眠できます。考えてみれば東大受験の前も自習室でよくこの方法で居眠りしていたなって。短時間の昼寝で集中力を回復しています」

カラダを鍛えることが、何よりのリセット。
休日はほとんどないが、たまに長時間の空き時間があると趣味に没頭する。
「溜まっている録画を見たり、調べものをしたり…。あとは筋トレ。スパルタンレース出場を機に鍛え始め、週4でジムに通っていた時期もあります。ここ数か月あまり行けてないのですが、たまに夕方に仕事が終わるとダンベルやバーベルを挙げていますね。
最近は家トレ用に器具も揃えました。筋トレは完全に自分のためだけの時間。少しでも肉体のスキルアップができることが、何よりもリセットになります!」
伊沢さんのトレーニングをチラ見せ。
伊沢拓司さんのリセットルール
- どこでも眠れるルーティーンを一つ作っておく。
- 多忙でも自分のことに没頭する時間を確保する。
- 僕にとってはスキルアップが最高のリセット。
取材・文/黒田創 撮影/北尾渉
初出『Tarzan』No.794・2020年8月27日発売