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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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気付いたときにする「ちょこっとリセット」、本格的に正す「しっかりリセット」の二段構えのプログラムを習慣化して、本気の姿勢改革を!
骨格が歪んで姿勢が乱れる背景には、硬く縮こまった筋肉と、緩んで弱くなった筋肉がある。
そこで、硬い筋肉を見つけてストレッチで伸ばし、柔軟性をアップ。弱い筋肉は、エクササイズで鍛えて強化する。ストレッチとエクササイズをセットで行うからこそ、より効果的だ。
今回紹介するストレッチとエクササイズは、デスクワーク中でもできる「ちょこっと」と、本格的な「しっかりと」の二段構えになっている。
【連載・6大「姿勢の改善」プログラム】
健康な足は踵の骨(踵骨)がほぼまっすぐ。踵中央、親指の付け根、小指の付け根の3点に荷重し、踵中央と親指の付け根を結ぶ内側縦アーチ(土踏まず)、踵中央と小指の付け根を結ぶ外側縦アーチ、親指と小指の付け根を結ぶ横アーチの3大アーチで体重を支える。
最近増えたのが、踵骨が内側に傾き、土踏まずが潰れて落ちる踵骨外反・扁平足。足に筋肉の始まり(起始)と終わり(停止)がある足底内在筋のなかでも拇趾内転筋が硬く、その他の足底内在筋が弱いと生じやすい。
足裏の3点で正しく立てなかったり、合わない靴や運動不足で足底内在筋の機能が下がったりすると頻発する。足は姿勢の土台。踵骨外反・扁平足だとX脚になりやすいから要注意。
壁に右手をつき、左膝を曲げて太腿が床と平行になるまで上げて片脚立ちになる。背すじを伸ばして胸を張る。踵の中央、親指の付け根、小指の付け根の3点を意識して右足全体に荷重する。左右を変えて同様に行う。
裸足になり、椅子に浅く坐り、右足首を左膝に乗せる。凝って痛いところを探しながら、両手の親指で右足裏を満遍なく押してマッサージをする。左右を変えて同様に行う。
取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 取材協力/重成悠馬(FLUX CONDITIONINGS)
初出『Tarzan』No.787・2020年5月14日発売