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軽いウェイトを挙げている隣のヤツがいいカラダなのはなぜか。違いを分けるのは、伸長と収縮だ! バズーカ岡田こと、岡田隆先生に教わるPOFトレ。今回は「腹筋群」を鍛える。
体操選手の肉体は僕らの憧れだが、それは彼らが最大伸張と最大収縮を繰り返すから。そこにミッドレンジを加えると鬼に金棒だ。黄金ルールは10回×3セット。詳細は下記記事も参考に。
岡田隆先生はこう助言する。「最大伸張と最大収縮では細かいフォームが大事。1セット15回が限度という軽めの負荷で行い、そのうち12回正しくできたら合格。より高負荷で鍛えるミッドレンジでは1セット10回が限度というやや重めの負荷で行い、そのうち8回できたら合格と考えましょう」
気になるお腹の腹筋群は腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋という4つの筋肉の総称。このうち標的にしたいのは、カラダの表層でフォルムに影響を与えるアウターマッスルの腹直筋と外腹斜筋だ。
腹筋群はどれも薄っぺらい筋肉であり、腹直筋と外腹斜筋を分厚くするには相当の労力を要する。必死に頑張ってもバルクはなかなか出にくい。最小の努力で成果を最大化するため、ミッドレンジ種目はパスして伸ばす種目と縮める種目に集中しよう。
伸ばす種目は、腹筋ローラーを活用。縮める種目では、定番のロールアップを行う。腹筋群は背骨を曲げ伸ばしする筋肉。どちらも大雑把に動かず、背骨を1個ずつ動かすイメージで丁寧に行いたい。
取材・文/井上健二 撮影/山城健朗 スタイリスト/山内省吾 ヘア&メイク/天野誠吾 監修/岡田隆(日本体育大学准教授)
(初出『Tarzan』No.773・2019年9月26日発売)