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タンパク質と、何が同じで、どう違う?ジェーン・スーと〈味の素(株)〉社員が語るアミノ酸のこと。
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大会10日前から当日までの過ごし方でレース結果は左右される! 4度のフルマラソン経験をもつモデルの三原勇希さんとともに、当日までの最終調整をプロランニングコーチ・金哲彦さんに学びましょう。いよいよレース当日! やっておくべきこととは?
教えてくれた人
教えてもらった人
目次
参加者が1万人以上のレースでは、スタートエリアに入る時間が早い。しかも大混雑している。そのなかでボーッとしているとカラダが冷えてしまう。できる範囲でウォーミングアップを行いたい。とにかくスペースがないので、基本的には立ったままでできるエクササイズが中心になる。まずは肩甲骨、背中、腰など上半身からほぐしていこう。それから体幹や下半身の筋肉にも刺激を入れる。さらにはその場ジャンプなどで着地の感覚を養っていく。
42kmは長旅なので、最初からペースを上げる必要はない。ウォーミングアップというよりは、カラダを動かすための準備をするイメージでスタートまでの時間を過ごすといいだろう。
レース当日、結構大きな悩みとなるのがトイレ問題だろう。スタートエリアのトイレは大行列。15分ほど待つなんてことは当たり前だ。
「駅のトイレを利用するなど、スタートエリアに入る前にできるだけ済ませておくといいですね。穴場スポットはスタート後。スタート地点に比べて並びません。いずれにしても空いているトイレを選ぶと無駄が少なくなります」(金さん)
レースが進むと集団は縦長になるので、サブ4以上のレベルでも20km以降のトイレは空いてくる。ここまで来たらもう大丈夫、ゴールまで走り抜けよう!
コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは利尿作用があるため、レース当日は控えた方がいい。ただし朝のコーヒーを飲んだ後に、トイレ(大)に行きたくなる人は、スッキリした状態で出かけよう。カフェインもうまく活用するように。
出場人数の多い大会はスタートの雰囲気がお祭り騒ぎになる。気持ちが盛り上がって、飛ばすランナーが多い。周囲に惑わされると後半苦しくなるので、落ち着いてスタートしよう。
お問い合わせ
アディダスグループお客様窓口 0570-033-033
取材・文/酒井政人 撮影/谷尚樹 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/村田真弓 イラストレーション/大久保ナオ登
(初出『Tarzan』No.759・2019年2月21日発売)