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レース8日前にやっておきたい2つのこと:マラソン大会10日前からの「フル完走&記録更新のためのTODOリスト」

10日後に迫ったレース。ここまで練習を積んできたとしても、この期間の過ごし方でレース結果は左右される! 4度のフルマラソン経験をもつモデルの三原勇希さんとともに、当日までの最終調整をプロランニングコーチ・金哲彦さんに学びましょう。8日前にやっておくべきこととは?

教えてくれた人

金哲彦さん
金哲彦さん(きん・てつひこ)/1964年生まれ。トップ選手から市民ランナーまで指導するプロランニングコーチ。近年ウルトラマラソンに挑戦するなど、自身もランニングの幅を広げている。駅伝・マラソンの解説者としてもお馴染み。

教えてもらう人

三原勇希さん
三原勇希さん(みはら・ゆうき)/1990年生まれ。モデル・タレントとして多方面で活躍。FM802『INTRO-JUICE802』にはDJとしても出演中で、フルマラソンのベストは3時間50分51秒。釣りやゴルフも楽しむアクティブ女子だ。

レース8日前にやるべきこと・その1:当日のウェア確認

大会8日前。この日はレース当日に着用するウェアを確認しよう。冬レースの場合、サブ5レベル以上のランナーなら、Tシャツとロングタイツというスタイルが基本になる。

「防寒は足し算で考えます。グローブ、ネックウォーマー、アームウォーマーなども準備した方がいいでしょう」(金さん)

スタート時は寒くても、走り出すと体温が上昇していく。暑くなったら脱げるように、着脱可能なアイテムで体温調整すると快適に走れる。

また当日の天候はどうなるかわからない。雨が降った場合はジャケットやキャップの着用も考える。不足しているアイテムがあれば、この日のうちに準備しておこう。

190220-759-83

1. ジャケット

レース中はゼッケンが見えないといけない。半透明で防水のジャケットが一着あれば安心だ。〈ザ・ノース・フェイス〉19,000円、問い合わせ/ザ・ノース・フェイス3(マーチ) (TEL)03-6418-4921。

2. グローブ

冬のレースには必須。タッチパネル対応のグローブを選べば、スタート前の暇つぶしにも困ることはないだろう。〈ハンズオングリップ〉5,500円、問い合わせ/バーリオ (TEL)075-354-6604。

3. ネックウォーマー

首まわりが冷えるとカラダ全体が冷えてくるので、しっかりガードしておこう。暑くなったらポケットへ。〈フーディニ〉4,000円、問い合わせ/フルマークス℡0120-724764。

4. キャップ

日差しが強いときにも大活躍してくれるアイテム。雨のレースは防水性のものでしっかり対処しよう。〈アディダス〉2,990円、問い合わせ/アディダスグループお客様窓口 (TEL)0570-033-033。

レース8日前にやるべきこと・その2:重めのラン

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8日前には重めのトレーニングを行う。距離でいうと10~15km。本番の目標タイムと同じくらいのペースで十分だ。新調したウェアがあれば試しておこう。

「大会が近づくと、安心したいがためについつい頑張ってしまいがちです。でも走りすぎないように注意しましょう。スピードも必要以上に上げてはいけません。とにかく余裕を持って終わることが大切です」(金さん)

重めのトレーニングのメニュー

レース本番を想定して、同じくらいのペースで走り、カラダに刺激を入れておくことが目的になる。

張り切って特別な場所を走るよりも、いつもの練習コースの方がリスクは少ない。もっと走りたいな、というくらいで切り上げると、“良いイメージ”を持って本番を迎えることができる。

これはNG!:詰め込んだ練習

土日を利用して、最後の悪あがきをしてもいいことはない。必要以上のトレーニングは、疲労が溜まるだけでなく、故障の危険も高くなるからだ。

今できるベストな状態で本番を迎えられるように、残り10日間はコンディショニングを優先させよう。

取材・文/酒井政人 撮影/谷尚樹 スタイリスト/山口ゆうすけ ヘア&メイク/村田真弓 イラストレーション/大久保ナオ登

(初出『Tarzan』No.759・2019年2月21日発売)

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