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インフルは流行する?「菌から遠ざかっていた身体」を考える(漢方薬剤師・鹿島絵里さん)

マスクとアルコール

「漢方薬店kampo's(カンポーズ)」薬剤師・薬学博士の鹿島絵里さんが漢方医学視点からのカラダづくりを提案する連載「漢方でつくるヘルシーボディ」。今回はインフルエンザとコロナのダブル流行について。

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3年ぶりにインフルエンザが流行するかも?

漢方医学的視点からカラダづくりを応援する、漢方薬店kampo’s(カンポーズ)薬剤師・薬学博士の鹿島絵里です。

マスク・手洗い習慣が定着して長いですが、新型コロナウイルス感染症の流行とは逆に激減した感染症があるのをご存知でしょうか? そう、インフルエンザです。

マスクの使用と手洗い、さらに三密回避や移動制限などなど、新型コロナウイルスの流行を食い止めるためのこれらの対策は、インフルエンザの流行にも効果があったと見られます。しかも抜群に。

ですが2022-23年の冬は季節性のインフルエンザと新型コロナウイルスとのダブル流行が懸念されています。

理由のひとつに新型コロナウイルス対策の緩和が挙げられるでしょうが、単にマスクや手洗いなどの行動習慣だけではなく、菌から遠ざかって生活を続けてきたカラダにも目を向ける必要がありそうです。

こうした状況を警戒する視点は、実は一世紀ほど前からすでにありました。これが的を得ていて、なかなか面白いのです。

日本で言えば明治時代、そんな昔に、「地球を侵略しにきた異星人だが、地球上の菌に免疫がなく、あと一歩のところで全滅してしまった」というイギリスのSF小説があります。

そして昭和初期、日本のある学者がこの小説を受けて、

あまり理想的に完全なマスクをかけて歩いているとついマスクを取った瞬間にこの星の国の住民のような目に会いはしないか。

青空文庫・寺田寅彦『変った話』より(参照2022-9-22)

と述べているんです。鋭い観察眼は、昔のことと馬鹿にできませんね。

タフなカラダをキープすることが大事

寝起きの男性

マスクをつけるべきか否かという議論はさておき、ヒトは生き物として獲得すべき免疫があるという事実は昔も今も変わっていません。

ワクチン頼み、特効薬頼みではなく、自らのカラダで戦うことが生物としての原則です(もちろん必要な時は使いましょう)。戦ったことが経験値として蓄積される、これがすなわち免疫です。

最近インフルエンザの流行がなかったことから推察すると、私たちはこの免疫を獲得する機会を損失していたと考えることができます。

つまり今年、レベル上げもなしにいきなりボス戦を強いられる状況が生まれるかもしれないということです。

軽微な風邪に罹患してレベルを上げておける場合もありますし、代謝が良く疲れの残らないカラダを維持することもレベルが高い状態と言えます。要は不意打ちの攻撃に耐えられる(突然の感染を重症化させずに回復できる)かどうかです。

インフルエンザと新型コロナウイルスのダブル流行は想像するだけで厄介ですね。いま一度ご自身のカラダを振り返ってみてください。ストレスとの付き合い方睡眠の質腸内環境など、早めのケアで備えましょう。

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