世界で戦うトップアスリート専用施設、〈inトレーニングラボ〉
「これより先、契約アスリート以外の方の入室はご遠慮ください」
東京・台場のオフィスビルの一隅に、その施設はある。《inゼリー》《inバープロテイン》などを展開する森永製菓によって、世界で戦うトップアスリートのために、都内の一等地に設けられた〈inトレーニングラボ〉だ。
今回『Tarzan』は、取材の許可を得て、特別にその扉の内側に入った。
目に飛び込んでくるのは、広々としたオープンスペースのランニングエリア。右手には、高重量まで揃えたフリーウェイトが整然と並ぶ。
さらに奥には、“動けるカラダ”へのトレーニングに対応する最先端のギアたち。ジャンプトレ用のボックス、重量のあるボールを投げるウォール、油圧仕様のケーブルマシンなど一般的なジムでは目にしない品々が並ぶ。
「でも私たちは、“ココでしかできない”という施設を目指してはいません」。そう語るのは〈inトレーニングラボ〉を案内してくれたトレーナー、牧野講平さんだ。
「世界で転戦をしながらでもカラダを鍛えられる環境を作りました。基本的には、アスリートが立ち寄る施設にあるモノばかりです」(牧野さん)
〈inトレーニングラボ〉が最も大切にしているのは、完全なパーソナルで臨むスタッフ、そしてチームや家族との情報共有など、アスリートファーストの精神だ。
「競技でパフォーマンスを発揮できる“動けるカラダ”を作るために、選手の個々の課題に対し、コンディショニングや栄養のサポートも行います」(牧野さん)
〈inトレーニングラボ〉は、ウェルネスカンパニーを目指す森永製菓にとって、成長著しい〈in〉ブランドの“信頼の源泉”だという。
今後は、これまで十分なサポートが行き届かなかったアーバン系やエンデュランス系のスポーツにもサポートの輪を広げるプランもある。取材の途中、ひとりの現場スタッフから得た言葉には、この企業の思いが詰まっている。
「スポーツには人を動かすチカラがあります。選手の活躍によって、人々の心も健康になります。私たちが提供する商品が、カラダの健康の手助けになり、ラボがアスリートの活躍に貢献することで、心の健康の役に立てるのです。森永製菓にとって〈inトレーニングラボ〉は、大切な施設のひとつなのです」
アスリートを支えて36年!
“競技”ではなく“選手”に向き合い、“信頼”が育まれる
〈inトレーニングラボ〉がサポートするアスリートの顔ぶれは多彩だ。柔道や空手、テニス、ゴルフなどの個人競技から、プロ野球やJリーグのチーム、eスポーツの選手など錚々たるアスリートの名が連なる。
しかし、いずれの選手にも共通するのは、世界で戦っている点! そのため、アスリートたちのラボの活用法も、さまざまだという。
「一年を通じて、週2、3回など定期的に利用している方が多いですが、地方の方や遠征時などでは、オンラインでも対応します」(牧野さん)
「プロ野球選手は、キャンプインまでのオフ期間に、利用する頻度が高くなります。シーズン中も、先発ピッチャーはローテを組めるので、週1回など定期的に通う方もいます」(牧野さん)
過酷なシーズンを乗り切り、パフォーマンスを発揮するための、アスリート専用施設。それが〈inトレーニングラボ〉なのだ。
アスリートを支える〈in〉ブランド
《inゼリー》
《inバープロテイン》