走る人ほど、よく歩く
「歩くこと」は、世界で最も身近で、かつ人気のあるアクティビティでもある。走るためのまとまった時間が取れなくても、一足のシューズさえあれば、歩き出せる。着替えも、シャワーも不要。
しかも、通勤やストレス解消、アイデアを練ったり、友人や愛犬と過ごす時間までも、フィットネスとしてのウォーキングに兼ねることが可能だ。
走る人ほど、歩くことの手軽さ、その効果と魅力を熟知しているのだ。
そんなウォーキングの効果を最大限に引き出し、かつ「歩くこと」を楽しむ、今までにない発想のギアが開発された。
それが、《WK400(ダブルケーフォーハンドレッド)》。
米国ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド〈KEEN〉による初のウォーキングシューズである。
日々の“移動”がトレーニングになる、《WK400》
ご存じのように、KEENはユニークでありながら、かつ使いやすいフットウェアを2003年の誕生以来、数多く生み出してきた。例えばKEENの代名詞のサンダル《ニューポート》。
つま先を保護する「トゥ・プロテクション」機能を盛り込んだ、当時としては画期的なアイデアとデザインを採用。後のフットウェア開発の流れを変えた“革命”でもあった。
《WK400》もまた、革命的かつ画期的なフットウェアだ。足の軌道が描く、半径400mmの円の弧(カーブ)に着目。このカーブを、シューズの機能として発揮できるように、「KEEN.CURVE™テクノロジー」を開発した。
半径400mmのカーブとは?
人間が歩く際、足の軌道が描く半径400mmの円の弧(カーブ)を独自に導き出し、そのカーブを基に「KEEN.CURVE™テクノロジー」が開発された。
KEEN.CURVE™テクノロジー
半径400mmの弧を描くカーブ(コンスタント・カーブ・ジオメトリー)からなる「KEEN.CURVE™テクノロジー」は、3大パーツによって構造化されている。
ひとつは、高いグリップ性能を誇るアウトソール。そして、最新の高反発、高クッション性を併せ持つ厚底のミッドソール。さらには、転がるような履き心地が得られる足底のプレートである。
- つま先から踵まで、フルレングスのナイロン製のプレートを搭載。カーブを一定に保ち、着地から蹴り出しにかけてのエネルギーロスを抑え、転がるような履き心地を提供する。
- 高反発にして高いクッション性を併せ持つ独自素材を採用し、快適かつ転がるような推進力を生み出す。
- 硬いアスファルトはもちろん、フカフカのトレイルや、未舗装の林道など、あらゆる路面をグリップするラバーアウトソール。
「歩くこと」を目的に開発された《WK400》であれば、前方へ転がるような、新たな感覚の歩き心地が得られる。KEENによる「歩くためのギア」《WK400》。百聞は、たったの一歩で解決する。
WK400のラインナップ
- 価格:19,250円。
- メンズ:4色展開。サイズは25〜28、29cm。重量395g(27cm片足)
- ウィメンズ:4色展開。サイズは22.5〜25.5cm。重量290g(24cm片足)
長続きするウォーキングは、“歩く”動作の改善から
園原健弘さん
教えてくれた人
そのはら・たけひろ/ウォーキングプロデューサー。元陸上日本代表(競歩)。30,000m競歩および2時間競歩の現・日本記録保持者でもある(2022年12月7日現在)。散歩指導者、散歩評論家の肩書も持つ。
ウォーキングを頑張っても、“なかなか結果が出ない”と思われる方がいます。
皆さんが目安にする1万歩での消費カロリーは、約300kcal。60~90分、約5kmを歩くので、確かに“やった感”はあるのですが、大きな結果を求め過ぎです。
大切なのは、歩くことを、何かの“手段”にしないこと。むしろ、“歩くことそのものを楽しむ”ようになれば、運動量は増えますし、習慣化もします。
歩くことを楽しむためには、歩きそのものが快適で心地よくなることが大切です。歩きを、量や負荷だけで管理しないで、動きそのものにも目を向けてください。
ここで覚えておきたいのは、“歩く”という動作の改善です。歩くという動作は、重心の移動をスムーズに行うことで効率が上がります。KEENの《WK400》は、まさに“心地よくカラダを運んでくれる”構造を持ったウォーキングシューズです。
動きの矯正のキッカケを作ってくれるので、歩くことそのものを楽しく、かつ効率よくできるようになります。効率よく歩くことは、美容の効果も高めます。
カラダの中心部から手足にかけて全身が連動して歩くことで、しなやかな“美しい”動きが手に入ります。日々の暮らしの中のさまざまな歩くシーンで、《WK400》の心地よい歩きを実感してみてください