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いい姿勢はポジティブに結びつく。ティモンディ・高岸宏行の骨盤ケア術

ティモンディ・高岸宏行さん

高岸宏行(たかぎし・ひろゆき)1992年生まれ。〈ティモンディ〉の応援担当。学生時代は名門・済美高野球部で活躍。最速150km/hの球速を誇り、相方・前田裕太さんとのバッテリーでプロ野球始球式に幾度も挑んでいる。

激しいロケだって少なくないお笑い芸人という職業。肉体を酷使する、忙しい生活に身を置くティモンディ・高岸宏行さんはどのようにいい姿勢をキープしているのか。(『ターザン』No.826〈2022年1月27日発売号〉より掲載)

皆に元気を届けたい! そのための姿勢作り

かつてプロ野球選手を目指したものの、ケガもあり断念。その後、「それまで周りに支えてもらった分の恩返しを」と、お笑い芸人として“みんなに元気と勇気を与えること”に徹するようになった高岸宏行さん。いい姿勢を保つことは、そうしたポジティブな意識づけとも結びつくと話す。

見る人が元気になれる言動って絶対あって、姿勢もそのひとつだと思うんです。だから僕は常に背すじを伸ばし、いい姿勢でいたい。姿勢と心持ちは結びつくものですから

ティモンディ・高岸宏行さん

起きている時間すべてがトレーニングと話す高岸さん。特に重視しているのが下腹部の丹田。「ここに意識を置くことで全身の動きのバランスがとれる。自然と骨盤も背すじも立つんです」。

今も毎日トレーニングとケアに励む高岸さん。いい姿勢を保つことに加え、始球式で140km/h弱を投げ、座右の銘である“やればできる”を証明するためでもある。

筋力と柔軟性が備わらないと速い球は投げられませんし、そもそも骨盤が傾いていたら球にうまく力を伝えられない。

僕は昔から股関節まわりが硬いので、そこは入念にストレッチしますし、週数回の初動負荷トレーニングで全身の筋力アップと柔軟性向上を図ります。

ただ鍛えるのではなく、全身のバランスを整えることで自然と姿勢は良くなり、意識せずとも骨盤は正しい位置になる。それこそが目指す理想のカラダなんです

高岸宏行さんの骨盤セルフケア

① サイドプランク

ティモンディ・高岸宏行さん

体幹を刺激し、いい姿勢を作るためのサイドプランクは1分×3セットと入念に。「カラダが一本の棒になったイメージで、下腹部に意識を置いて行います。左右両方やることでバランスよく鍛えられます」。

② 股関節まわりのストレッチ

ティモンディ・高岸宏行さん

朝と寝る前には必ず股関節まわりのストレッチ。同時に股関節とつながるハムストリングスや大腿四頭筋もしっかりほぐす。「これをやらないと毎日元気に動けません。骨盤のバランスを整えるにも効果的ですよ」。

③ 垂直跳び

ティモンディ・高岸宏行さん

膝、腰を軽く曲げてからの垂直跳びも毎日10回×3セット。「速球を投げ込むための全身の瞬発力強化と、野球の動作で崩れがちな左右バランスを整えるのに欠かせません。凝り固まった骨盤のリセットにも!」。

取材・文/黒田創 撮影/吉松伸太郎 

初出『Tarzan』No.826・2022年1月27日発売

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