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ピリオダイゼーション・ピーキング・テーパリング。トレーニング計画に関する3つの用語(TEAM Tarzan)
『ターザン』が運営する有料オンラインコミュニティ「TEAM Tarzan(チームターザン)」。そのメンバーたちが、それぞれのフィットネス事情をリレー形式でお届けします!
この記事を書いたメンバー

TEAM Tarzanメンバーのイソップです。今回は、僕が個人で勉強したスポーツ医学の分野から、トレーニングの計画の立て方についてブログ投稿しようと思います。
パフォーマンスの停滞や低下を防ぎ、長期的にトレーニングの効果を得るために、トレーニング計画をシステマティック(体系的)に管理することが重要です。
いくつかトレーニング計画に関する用語を紹介していきます。
ピリオダイゼーション(Periodization):試合や重要な目標に向けてコンディションを最大にするために、論理的かつ体系的に組み立てられたトレーニングを通した過程のこと。
ピーキング(Peaking):適切なトレーニング計画に則ってターゲットとする時期に、最高のパフォーマンスを発揮できるようにコンディションを合わせていくこと。
テーパリング(Tapering):試合前の期間にトレーニング負荷を計画的に低減させ疲労軽減を図ることで、パフォーマンス向上を狙うピーキング方法の1つ。
ピーキング及びテーパリングは選手の個別性を考慮しつつ、多くのコンディション因子に働きかける高度な取り組みであり、現在も多くの研究が世界中に行われています。
また、スポーツ選手が目的とする試合や期間によいパフォーマンスを発揮するための、トレーニングプログラムの作成、管理、指導などを行うS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチという専門職も存在します。
これらの用語から計画の立て方についてイメージがついたところで、気になる文があったので引用。
変化させるべきプログラム変数
ピリオダイゼーションで変化させるべきプログラム変数は、これまでの研究や文献では強度と量に限定されることが多かった。しかし、変化させるべきものはプログラム変数の全てであると言ってよい。種目選択、種目を実施する順序、休息時間、動作速度や具体的なエクササイズの実施の詳細、他のトレーニングとの関係などを各期の目的に応じて変化させるのである。
つまり筋トレする時にバーベルの重さや、回数だけに着目するのではなく、バーベルの使い方やその種類、その種類の中から何をやるかの選択だとか、どのタイミングで休むか、さらにやる期間の他にやるトレーニングとの兼ね合い…
なんだかんだ色々考えなきゃいけないみたいみたいだ!
正直これ全部考えること自体が大変なので、とりあえず私は自分ができる範囲のことだけやってみて、色々試行錯誤(トライ&エラー)し続けることにしております!
難しく考えすぎると疲れるので、日々トレーニングするときに気に留めておいて、分からなくなったら見直していく、ぐらいがちょうど良いペースかもしれませんね!
読者オンラインコミュニティ「TEAM Tarzan」(チームターザン)
「TEAM Tarzan」は『ターザン』読者のための有料オンラインコミュニティ。編集部が面接選考した方のみが参加できるクローズドなコミュニティ。オンラインでトレーナーによるライブ配信に参加できたり、「脱げるカラダコンテスト」を切磋琢磨しながら共に目指したり、メンバー同士でフィットネスに関するインスピレーションをシェアしあいます。