鹿島絵里漢方薬店kampo’s薬剤師・博士(薬学)
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漢方でつくるヘルシーボディ
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2021.06.19

漢方的に考える「頑張りすぎない」のメリット

漢方医学的視点からカラダづくりを応援する、漢方薬店kampo's(カンポーズ)薬剤師・薬学博士の鹿島絵里です。

よく学びよくカラダを動かしよく眠る。文武両道で健康的な感じですが、この三つを行うにはある要素が必要です。三つに共通するある要素とはなんだと思いますか?

答えは血(けつ)です。

ぐっすり眠れるのは健康の証!?

血(けつ)とは漢方独特の言葉で、血液やホルモンを含む概念です。その役割には思考のエネルギー源となること、身体に栄養と潤いをもたらすこと、精神を安定させることなどがあります。

要するに、よく学び、よく身体を動かし、よく眠るのは血が充実していてできることなんです。考えることもカラダを動かすことももちろんいいことですが、血(けつ)は相応に消耗しています。

さらに女性には月経がありますから、ここでも血が使われます。事実、女性の多くは血が不足している血虚体質です。日々の生活において高いパフォーマンスを維持するには、ただがむしゃらにこなすのではなく、使った血(けつ)を補うことを計算に入れる必要があります。

山を眺める男性

がんばらなくても大丈夫。

「毎日ここまでやろう!」の設定値が適切かちょっと振り返りの時間を。いいカラダづくりのため、自己実現のためにしている習慣や努力が、設定値を誤って却って遠回りさせていることもあります。

そもそも体調とは波(ムラ)のあるものです。とても気持ちよくたくさんのことができる日もあればそうでない日もあります。季節、年齢でも変わります。

100%の自分に合わせて毎日のスケジュールを組むのはNGなんです。

頑張り屋さん、真面目な人、責任感のある人、器用でやればできてしまう人、こんな人ほど無意識に血を消耗しています。

波に乗る

高いパフォーマンスを生むためにあえてのペースダウンと、補血の意識を。何かに「ハマる」のは楽しいことですし私も好きです。でも燃え尽き症候群になったり、好きだったことが苦痛に変わるのは悲しいですしもったいないこと。

ここら辺が7割かな、というところを見極めていい習慣を長く最大限に生かしましょう!やってみて調子が良ければ残りの3割を振りなおせばいいのです。

そしていつでも補血をお忘れなく。

INFORMATION

漢方薬店kampo’s:https://www.kampos2015.com/

オンラインショップ:https://kampos.thebase.in/

Instagram:@kampo_lab


鹿島絵里
漢方薬店kampo’s薬剤師・博士(薬学)
1981年山形県生まれ。漢方や薬膳の専門の知識を分かりやすく、西洋医学と東洋医学のいいとこ取りでお伝えしていきます。

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